主人公のねずみくんは、眠れません。
体はくたくたなのに、いつまでたっても眠れないのです。
りすちゃんに声をかけると、りすちゃんも眠れずにいました。
ねずみくんとりすちゃんは、今度はうさぎくんに声をかけました。
そうやって眠れない動物たちは、眠れる方法を知っていそうな動物を訪ねて回ります。
でも、誰も眠れる方法を知りませんでした。
けれど、最後に訪ねて行ったふくろうさんは、違っていました。
この絵本は、眠れない小さな子どもたちのための絵本です。
描かれている動物たちは、とても眠そうな目をしています。
色彩も抑えられていて、今が夜であることを思い出させてくれます。
そして……。
私は大人ですが、この絵本を読んでいる間に何度もあくびをしました。
効果抜群です。
ところで絵本の最後に、眠るための対策の説明があります。
その対策をしたら、より多くの効果があるでしょう。
眠れないお子さんにお勧めです。