「えっ?モームが絵本?」と、こちらのレビューで知りました。
タイのお話しと言うことで、マンダリン・オリエンタル・バンコクに晩年長期滞在した時に、この作品のベースができあがったのでしょうか。
お話しは、お姫様ものでハッピーエンド。
八人のお姉さんたちの末路が可哀想。
末娘だけこれでは、今の時代には姉妹のいるご家庭で読んだら喧嘩の種になりそう。
ウグイスの糞が美肌に良いというのも、なんかちょっとは関係があるのかな?
今夜から窓を開けて眠ろうかな?
いや、もう手遅れか!(笑)
息子は、「一番上の姉さんは、夜・春・月曜・一月って、名前が変わったのか〜。大変だ〜。でも、それで性質がひねくれるかね〜?」と笑っていました。
ははは、美しい言葉遣いの流れの中で、さめざめと泣きながら、姫ばかり生む「お后の首を切らねばなるまい」という王の言葉にギョギョッ!でした。
異国文化の空気にちょっと触れられた楽しい読み物でした。