新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

さよなら、おばけ団地」 ママの声

さよなら、おばけ団地 作:藤重 ヒカル
絵:浜野史子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,540
発行日:2018年01月15日
ISBN:9784834083835
評価スコア 4
評価ランキング 32,983
みんなの声 総数 1
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 古き良き日本の童話のようでいて、新しい

    • てんぐざるさん
    • 50代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子22歳、女の子18歳

    ぜひたくさんのお子さんたちに手にしていただきたい良質の児童書です。
    日本のファンタジー童話の草分け的作家さんとして、
    わたしは安房直子さん、あまんきみこさん、末吉暁子さん、神宮輝夫さん、佐藤さとるさんなどを上げたいと思っているのですが、
    この「さよなら、おばけ団地」の文体や舞台設定からは、これら作家さんたちの創り上げてきた、日本のファンタジー(童話)世界ととてもよく似たものを感じました。
    それでいて各章は、「おくりっこ」「黒マントの男」「白い手」「十三号住宅」「4号棟への手紙」など、都市伝説を思わせるようなタイトルになっています。

    古き良き日本の童話のようでいて新しい、不思議な世界観がなんともいえず素敵です。

    また、字は小さすぎず、行間も程よい開きがあって読みやすいです。
    「おばけ団地」こと「桜が谷団地」内で起きる不思議な事件。
    各章で主人公(語り手)は変わりますが、基本この桜が谷団地に住んでいる人または住んでいた人と、かかわりのある人たちによる証言が描かれているので、どんどんお話に引き込まれていきました。

    怖いはなしが好きな人、不思議な話が好きな人、どちらにもお薦めです。
    小学校4年生くらいからいかがでしょうか?(登場人物のメインの子たちが小4なので)
    特に「黒マントの男」が私は好きです。
    時代を超えて語ってくれる部分もよいし、最後のオチの部分もやられた!って感じによかったです。

    投稿日:2018/05/18

    参考になりました
    感謝
    1

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • 星の子ども
    星の子ども
    出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
    グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ


いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

みんなの声(1人)

絵本の評価(4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット