「ありがとう」は魔法のことばだと、常々思っている私。
『ありがとう=感謝の気持ちを表す言葉』
皆知っているけれど、空気と同じように当たり前のことすぎて、さほど真剣に考えたり感じたりする事は無いかも知れませんね。
でも私は、世界中の全ての人が「ありがとう」を大切にしようと思った時、戦争さえも無くなるんじゃないかしら…と密かに思うのです(真剣に!!)
生きていれば腹が立つことも多い。悪口も言いたくなるし、時には意地悪だってしたくなるのが人間の性(サガ)。それは大人の世界でも子供の世界でも同じです。
だけどそこで簡単な思考へは流されず、ちょっと立ち止まって考えてみる。
「あんなことされてまったく腹立たしいけれど、私は他の人に対して私と同じ様な嫌な思いをさせないように気をつけよう!そのことに気づかせてくれたあの人に感謝しよう!!」と思えたらサイコー♪ケンカはおろか戦争だって起こらないと思うのだけれど・・・。
「みんなの むねは やきたての パイのように あたたかで・・・」
ありがとうがもたらす幸福感は、最後のページに書かれたこの一文にとっても良く表されていると思います。
まずは身近なダンナや娘に対して、素直に「ありがとう」と魔法のことばを発信していこうと改めて思ったのでした。
時代の流れで英語教育の低年齢化が進んでいますが、日本語もままならない頃から音楽のように英語を聞かせるよりも、大人と子供が寄り添ってこの絵本を開き「ありがとうの心」を育む。そんな時間が大切な気がします。
・・・そんなステキな時間を味わうことが出来る仁科幸子さんの絵本に、今回も感謝です☆