『Over in the MEADOW』が原題。
このMEADOW(草地)のニュアンスも味わいたいですね。
野原のそこここの動物たちの親子の様子を描いてあります。
注目は、お母さんが子どもたちにいろいな提案をして、
子どもたちが得意げにやって見せる光景。
お母さんの優しいまなざし、子どもたちのドヤ顔、それを包み込む自然の美しさが素晴らしいです。
だんだんと数が増える、一種の数え歌風になっていることもポイントです。
いい塩梅の繰り返しとなっており、心地良いです。
『川はながれる』の絵で気になっていた、ロジャンコフスキーの絵ということでセレクト。
やはり、その味わいは同じです。
幼稚園児くらいから、ゆったりと味わってほしいです。