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「あなにつまる」は、プーさんの絵本で一番有名な場面ではないでしょうか。 そう思って息子に読んでみたのですが、「この本の感想は難しいなあ」と言われました。 プーさんの頭の中は、混沌としていますからね。幼い子どもの頭もこんな風に混沌としているのではないかと思います。 クリストファー・ロビンとプーさんとの関係も微笑ましくて素敵だなあと思います。 混沌としているプーさんを助けつつ、「きみは、世界第一のクマさ」と言ってあげるクリストファー・ロビンいいなあと思いました。 この言葉は、すべての子どもが言ってほしい言葉ではないでしょうか。 気持ちがとても充たされました。
投稿日:2009/04/30
私が子供のときに持っていた「プーさん」の絵本が、「あなにつまる」お話でした。 もっと絵がたくさんある、小さな子向けのものでしたが、こちらでも面白さは変わらずに楽しめました。 プーさんがいかにくいしんぼうで、太っているかが、よく伝わるお話だと思います。 そして、助けてくれる仲間の様子から、いかに愛されているキャラクターかということも、わかりますね。 古い作品ですので、言い回しが難しかったり、絵が少なかったりと、子供にはあまりうけないかと思いますが、ディズニーアニメじゃないプーさんを知って欲しかったので。
投稿日:2012/03/14
この絵本のまねをして、息子が体操をしてはちみつを欲しがったことを懐かしく思い出します。 石井桃子さんの訳はたぶん現代の子どもには馴染みがなく、リズムを取りにくいかもしれません。 でも、石井さんの文章は繰り返し読むと、まったく無駄がなくお話の世界に引き込まれていきます。 石井さんが病気の友人のために訳されたこのシリーズは石井さんの想いがつまっています。 最初に石井さんが出会ったときは、もちろん英語の絵本だったので、それを即興で知り合いの子どもさんに読んであげたそうです。 古臭いと思わないで若いお母さんがたにも、子どもに読んであげてほしいと思います。
投稿日:2010/09/19
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