小さな古い家に住んでいたひげもじゃもじゃのおじいさん。
色々な音がやかましくて眠れません。
キーキー、みしみし、ひゅんひゅん、しゅー!
そこで、物知り博士の所へ、相談に行きました。
確かに、物知り博士でした。
どこかで読んだことがあるようなお話し、と思いつつ読み進めました。
モー、ヒーホー、メエメエ、コッコッコ、ワンワン、ニャーニャー。
これがひ一つずつ増えて行くんですが、読んでいくと楽しくなってしまいました。
博士の「イヌだ、イヌがいい」
おじいさん「イヌですか?」
博士の「ネコもいい」
の、適当なな受け答えに大笑い。
後半、「手放すのじゃ」の博士の返答にやっぱりね〜。
おじさんの安眠を期待しベッドへ入るあの表情が良いですね〜。
オレンジと青、そして茶に黒という、色だけで描かれたタバックさんの絵がとっても魅力的でした。