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そらいろの童話集 作:アンドリュー・ラング
訳:川端 康成 野上 彰
編:川端 康成 野上 彰
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\880
発行日:2008年09月
ISBN:9784035510802
評価スコア 4
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  • 「石屋」は本当に日本の昔話なの?

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子17歳、女の子12歳、

    全集の3巻は「竜がいっぱい・冒険がいっぱい」という作品を集めたもののようです。
    「七人のシモン(ハンガリア)」「ひみつをまもったこども(ハンガリア)」「小さな野ばら(ルーマニア)」「かえるとライオンの妖精(フランス)」「石屋(日本)」「小屋のねこ(アイスランド)」「アブノワとおかみさん(チュニス)」「魔法使いのおくりもの「フィンランド」」「ひつじかいのポール(ハンガリア)」「こじきの子どもときつね(シシリー)」「ラッキーラック(ハンガリア)」「王子と竜(セルビア)」「白いしか(フランス)」
    が載っています。タイトルは違いますが、大半がほかの国の昔話として、結構有名どころ出来たことのあるものが多かったです。
    例えば『こじきの子どもときつね』は『長靴をはいた猫』とストーリーがよく似ていますし、
    『ラッキーラック』はグリムの昔話『忠臣ヨハネス』にそっくりでした。
    ひとつ気になったのは日本の昔話ということで編纂されている「石屋」という物語ですが、
    これは本当に日本のお話だったのでしょうか、世界観がマリ日本っぽくありません。中国のどこかの国の昔話を日本のものと間違えてまとめられたんじゃないかな〜という気がします。

    それぞれはとても面白く興味深いベ王権ファンタジーが多数入っているので、ファンタジー系のお話が好きな人や、今まで聞いたことのある話ではない別の昔話(物語)が気になるという人は、ぜひ一度読んでみてください。

    投稿日:2012/06/26

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