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梅田 俊作さんのお話は、 以前読んだ『よーい どんけつ いっとうしょう』 『ばあちゃんのなつやすみ』 『がまんだがまんだうんちっち』など、 どの作品も筆者の視線が優しくて、 子どもの「どうしよう」という気持ちもリアルで 読み終わったとき、あたたかい気持ちになれます。 この作品も、お父さんは、大変なことをしてしまった息子を 声を上げて叱るのではなく、 仕事や学校を休んで、一緒に他の人のために働き、 子どもの方から、反省させる姿、 なかなか真似できるものではありませんが、 とてもいい話だと思います。
投稿日:2021/04/10
家に落ちていた一万円札でこっそりゲームを買ってしまったぼく。親からすると、子どもがそんなことをしたら、とても衝撃的でシッョクなことだと思います。 でも、やってしまったぼくも心に大きな悔いが残っています。 私なら、ガーンと叱ってしまうところですが、この本の題名にある通り、とうちゃんは会社を休んで僕と向き合います。 叱るのではなく別の方法というのが、とても暖かく感じました。こういう出来事も、子どもが大人になって心の原風景になり得る体験なのだろうなと思いました。 懐かしさや優しさを感じます。
投稿日:2009/01/20
どうしてもゲーム機が欲しかった。おかあさんに、何度も頼んだけどだめでした。そして、テーブルの下に1万円が落ちていたので、それでゲーム機を買ってしまったのです。 やっと手に入れたゲーム機、とっても嬉しいはずなのに、心はスッキリしません。 そして、おかあさんはそのことに気づくのですが、責めることはしませんでした。おとうさんがとった行動とは。 親子だからできることだと思います。そして、親子だから、すべきことなのかもしれません。 罪悪感はあるけど、責められると、正直に言えなくなるのが人間の弱い所です。でも、悪いことは悪いこととして、きちんと謝らないといけない。ただ一方的に責めるのではなく、自分から謝ることができるような雰囲気作り、それが親の仕事ではないかと思ったことでした。 おとうさんのひと言、かなり、重みがあります。
投稿日:2008/10/13
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