私自身が小学生のときに国語の教科書で読みました。
本屋で見つけ息子と一緒に読みたくなって購入してきましたが、
息子はすでに保育園で紙芝居を見たことがあるようで、
「このお話、ちょっと、恐ろしいんだよなあ」と
コメントしていました。
とても心暖まるいいお話なのに、
5歳の息子的にはどこが恐ろしいんだろう?と思いましたが、
たぶん、夜一人で知らない場所に買い物に行く狐の坊やを、
自分と重ねてみていたんだろうなあと思いました。
手袋を無事買い終えてお母さんの元へ帰ってくるまでは、
息子もドキドキしていたに違いありません。
一方の私は、子供の頃には思わなかったことですが、
お母さん狐、いくら過去のトラウマがあるからって、
子供一人で夜の街に買い物行かすなよ・・・と
思ってしまいました。
大人と子供では見方がとっても違うんですね。
私はお母さん狐にちょっとガッカリしてしまいました。