「徳間アニメ絵本」のシリーズは、我が家ではこれが2冊目。前回読んだのは「アルプスの少女ハイジ」でした。トトロと同じく、最初にDVDを見て、娘が夢中になり、本を読んで再び感動(!)でしたが、テレビアニメ全52話(?)を1冊にまとめてあるので、やはり「あの名場面もあったら・・・」と、少し寂しく感じたのも事実です。その点で、トトロのほうは、名場面を余すところなくつないでくれています。
初めてメイがトトロに会った場面。「ぐわーお!」「どぉ、どぉ、ろろろ〜〜」・・・絵本でもやっぱり大迫力! 雨の中、トトロと並んで立つ場面も、大スクリーンの映像がそのまま楽しめます。まん丸目玉のトトロ、ほんとにかわいいです。
娘が1番好きなのは、サツキとメイが庭に蒔いた木の実の上を、トトロといっしょに、どんどこ、どんどこ、音に合わせて、しゃがんだり、伸び上がったりしながら息吹を与えるシーン。娘もベッドの上で、しゃがんでは、ぐーっと力を込めて、「ぷあっ!」・・・布団から芽が出てきそうな勢いで(!)がんばっています。
何度読んでも、心が表われる1冊ですね。