「じどうしゃアーチャー」 ママの声

お話の内容的にはちょっとどうかなという感じがしましたが、それでも絵がとにかく綺麗で、外国の絵本を読んでいるような、そんな感じの絵ですごく素敵でした。雰囲気というか、インテリアになりそうな感じで気に入りました。

文体が翻訳っぽいのでてっきり翻訳作品かと思ったら、違うんですね！それが一番驚きました。

内容は・・・絵本にしてはちょっと長め、冗長な部分もありますがさりげなく戦争の愚かさにも触れていて、内容は好ましいと感じました。

アーチャーとジョージが再会できて、純粋にうれしかったです。

親である大人の私が読ませていただきました。
異国の風景とレトロな自動車が魅力的な絵本でした！
外国の絵本かな〜と思ったら，日本人によって描かれた絵本なのですね。
車が好きな男の子はとっても楽しめるのではないでしょうか。

2歳9か月の車好きの息子が図書館で選びました。

クラシックカー（今の時代からみると）のアーチャーが、どのように生きてきたかというストーリー。
ちょっと歴史を感じます。
サーキットで優勝するという華やかな時もありましたが、海の向こうの戦争に行ったり、インドで象狩りをしたり、消防車になったり、魚を運んだり、そして捨てられて錆びていって…。
最後に、アーチャーを作った人の孫、ジョージが約束どおり迎えにきてくれます。
アーチャーはイギリスの車なのかな？？

息子は、アーチャーがいろいろなものに変身していくのが楽しかったようです。
車が好きなお子さんには、まあまあ楽しいかと思います。
しかし、クラシックカーってカッコいいですよね。

大人が考えたお話で
何だか純粋に楽しいとかわくわくした感じがおきませんでした。
ちょっと説教くさいというか
結末があって、物語がはじまっているような感じです。
現実的な話なのか、作り話なのか、
はっきりしていない感じなので
読み終えて、素直に良かったなーとは思いませんでした。