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おじいちゃんのもうふ」 ママの声

おじいちゃんのもうふ 作:ミュリエル・ブロック
絵:ジョエル・ジョリヴェ
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2010年08月
ISBN:9784895728119
評価スコア 4
評価ランキング 27,497
みんなの声 総数 8
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  • 読み聞かせに使いました。

    • なずははさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子11歳

    小学校の読み聞かせで使いました。

    ユダヤに伝わる昔話らしく、内容が同じ「おじいちゃんならできる」や
    「ヨセフのだいじなコート」という本も出ています。

    絵は「おじいちゃんならできる」の方が柔らかく、
    家庭での読み聞かせにはそっちの方が向いていると思いましたが、
    大人数への読み聞かせには「おじいちゃんのもうふ」の方が
    文章やシーンの組み立てや、絵がくっきりしている点で向いている
    と思って、こっちを使いました。
    (私は「おじいちゃんのもうふ」を読んだ後に
     「日本の桃太郎みたいにユダヤでずっと愛されているお話なので、
     いろんな本があるんだよ。」と言って、
     「おじいちゃんならできる」の紹介もしました。)

    内容はあかちゃんの時におじいちゃんに贈られた毛布を
    大好きなのでずっと持ち歩いていたジョセフだったのですが、
    とうとうぼろぼろになったのでお母さんに捨てられてしまい、
    でも「だい、だい、大好き」なので、ごみ箱からそっと拾って
    仕立て屋のおじいちゃんにお願いして上着にしてもらい、
    それが小さくなったらネクタイ、汚れたらハンカチ、
    それにも穴があいたら小さな布ボタンに仕立ててもらって
    大事にするというお話。
    最後はその布ボタンもなくなってしまうけど、
    ジョセフによって、このお話が出来ました。

    大人から見たらぼろぼろの汚いものでも、
    子供にはすごく愛着があるものってありますよね。
    そんな気持ちが凄く表れているお話だと思います。

    投稿日:2010/12/12

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    1
  • モノをだいじに・・?

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳

    ユダヤに伝わるお話なのですね。
    こちらのレビューで違う本も出ていることを知り、気になりました。

    青い柄の毛布がどんどん小さなモノに変化していく様子が面白いし、
    自分も気に入ったものに愛着を持つほうなので「わかるなぁ・・」なんて思いながら息子に読みきかせしました。
    が、途中から少しツッコミを入れずには入られませんでした。
    なぜか大事なはずのネクタイを食事のナフキン代わりにするジョセフ・・。大事ならもう少し丁寧に使えばいいのに・・・。

    でも息子はお母さんが怒るところでいちいち大笑い。
    「ママみたい〜」と・・・そこが一番面白かったみたいです。

    投稿日:2012/11/01

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  • 子供のときに家のお向かいの仕立て屋のおじいちゃんから毛布をプレゼントされたジョセフ。毎日大事に使って、徐々に成長するのですが毛布が汚れ、捨てられてしまいます。拾って仕立て屋さんのところへジョセフが行って頼みます。ベストに仕立ててもらって愛用。でも成長して小さくなり、今度はネクタイに。そして汚れきったらハンカチに。最後はくるみボタンのくるみ布に、、、。最後はボタンを落としてしまいますが、大事にする大切さを学べます。

    なかなか良いお話で、物を大事にできていいのですが、その前にまず洗濯しないんでしょうか?すごく気になります。

    投稿日:2011/09/08

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  • いいお話なんですが・・・

    • キョッチさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    生まれた時に仕立て屋のおじいちゃんがプレゼントしてくれた毛布。
    とてもお気に入りだからずっとずっと大事にしたい…とても素敵なお話です。

    毛布は汚れて古くなり、お母さんに捨てられてしまいますが、おじいちゃんの協力でジャケットになり、ネクタイになり、ハンカチになり、ボタンになって、最後は無くしてしまうけど、最後はこのお話が本として残るんです。

    実は以前読んだ『おじいさんならできる』とタイトルは違うけどほぼ同じお話。
    『おじいちゃんのもうふ』の方がお母さんがとても怖い印象だし、ジョセフがチョット不潔っぽいし、おじいちゃんの優しさがあまり伝わってこないかな。
    個人的には『おじいさんならできる』の方が好きなので、ちょっと辛口評価かも知れません。

    投稿日:2010/09/30

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  • 出来れば、洗って欲しい

    • わにぼうさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子7歳、男の子3歳

    とおり向かいに住んでいるジョゼフのおじいちゃんは
    仕立て屋さんです。

    ジョセフが生まれたときには手作りの毛布をプレゼントします。

    すくすくと育って行くジョセフは、この毛布がお気に入り。
    もう、大きくなってボロボロになっても。

    お母さんは「こんなきたないものを」って捨てますが、
    こっそりゴミ箱から拾って、通り向かいのおじいちゃんのところへ。

    おじいちゃんに、「なんとかして」ってお願いにいきます。


    おじいちゃんは頭をポリポリかいて、ひげをなでます。
    そして、いきなりチョキチョキとハサミで切ってそれを
    「なんとか」してくれます。

    毛布は素敵な上着に。
    でも、その後素敵な上着はつんつるてんになってしまい、
    また「ゴミ箱」行きになりますが、おじいちゃんの手によって
    素敵なネクタイに。

    ここまでは、あぁ、おじいちゃん素敵。
    ジョセフも「お気に入りを大切にする子」って思いました。

    でもね、ネクタイからちょ〜っと事情が変わってきます。

    大切なネクタイを朝も夜もしめているのはいいのですが、
    食事の時は「ナフキン」になって・・・シミだらけに。
    何週間か後には鼻が曲がりそうなぐらい臭くなってしまいます。

    その臭いネクタイを・・・おじいちゃんはハンカチにしてくれます。

    ハンカチは・・・穴だらけのベトベトの状態でポケットから発見され
    またもや捨てられます。

    そして、ハンカチはボタンになってジョセフのズボンに
    つけられるのです。

    う〜ん、「モノを大事にする子」と「孫の気持ちを汲んで別のものに
    変身させてくれる優しいじいちゃん」という感じではなくなって
    きてしまいました。

    好きで好きでたまらないから、ほんの一時でも洗濯したりするのが
    イヤだ。肌身離さずって気持ちは分るんだけど・・・。
    大事なネクタイで口を拭いたりはねぇ。

    お気に入りのタオルがないと号泣する子の話をきいたことあるけど、
    本当に大事なら、ちゃんと洗濯して欲しかったな〜。


    いいお話なんだけど・・・、出来れば洗って欲しい(^^;)

    投稿日:2010/09/26

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