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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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ライギョのきゅうしょく」 ママの声

ライギョのきゅうしょく 作:阿部 夏丸
絵:村上 康成
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:1999年06月
ISBN:9784061978461
評価スコア 4.79
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  • 「食う-食われる」関係だけど…

    生き物における「食う-食われる」という関係は、誰にもどうすることもできないものです。その「食う-食われる」関係にあるライギョとタナゴが「友だち関係にある」という難しい設定を用いながらも、とてもよくまとまった内容のお話になっていたと思います。興味深いお話でした。

    投稿日:2023/12/05

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  • ライギョの学級での授業は給食の授業ばかり。タナゴの学級での授業はかくれんぼばかり。ピンときた人は予想通りです。ライギョとタナゴの子はとても仲のよさそうな友達同士でしたが、学校での授業をとおして、実は食う食われるの関係であることを知って、とても驚き戸惑いました。大人になっていくにつれて乗り越えていかないといけない現実と直面し、どう向き合っていくかを考える2匹の様子が魅力的でした。

    投稿日:2020/05/10

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  • 文章の流れは軽やかで、挿絵もとても可愛らしいのですが、これはかなり切ないお話ですね・・・

    同じさかな学校に通う仲間でありながら、お互いの身の処し方が全然違うため、戸惑うライギョとタナゴ。
    この先、この二匹はどうなってしまうのだろう?

    何より切ないのは、ライギョもタナゴもそのことを分かっていること。
    たとえ友達同士だけは食べない、と決めたとしても、卵を食べられたり、兄弟を食べられたりするのでしょう。

    それを考えるととても切なくなります。

    投稿日:2019/05/13

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  • ライギョの給食はタナゴ

    息子はカムルチー(ライギョ)が大好き。
    そんなライギョの本があると図書館で借りてきました。
    絵本ではなく少し字の多い児童書です。

    友達だったライギョとタナゴ、小学校に入学して二匹はそれぞれ違うクラスに分かれます。

    ライギョは給食の食べ方を学びます。
    ライギョの給食とはすなわち...小さい魚「タナゴ」です。
    ライギョはフナやタナゴのような生きた魚を食べて大人になるのです。
    初めてしったライギョの子どもはショックを隠せません。

    タナゴはかくれんぼのやり方を学びます。
    大きな魚に食べられない為の勉強です。大きな魚にはナマズやウナギや、ブラックバスや、もちろんライギョも入っています。

    ライギョとタナゴの心情をとてもうまく表現している本で読んでいると切なくなってしまいます。
    食物連鎖について、考えさせられます。
    でも、最後は笑顔で終われてよかったです。

    何度も読み返したい本でした。

    投稿日:2018/08/23

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  • ライギョもタナゴも

    6歳の息子と読みました。
    このかわいらしいイラストに似つかわしくない、
    きちんとした食物連鎖など、生態系のお話。
    ライギョもタナゴも、生態系にとってそれぞれの役割があり、
    考えさせられる内容。
    授業の時間割はちょっと笑ってしまったけれど。
    今後、2人はどうなっていくのかちょっと気になってしまいました。

    投稿日:2017/06/08

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  • 食物連鎖のおはなし

    小学1年生の男の子が学校の図書室で借りてきました。「どうわがいっぱい」のシリーズは、字が大きくて自分で読み始めるには最適な導入本だと思います。
    最初は、このシリーズの「ぺんぎん・・・」や「おさる・・・」のように繰り返しの多いお話かと思いました。しかし、読んでいくと違いました。ライギョとタナゴはとても仲良しでした。小学校入学と同時にライギョとタナゴは食べる、食べられるという関係だったことを知ってしまいます。お互い相手を気遣いながらそのことを確かめ、もし、自分がいなかったらどうなるかを考えます。結局、「食べる、食べられる」関係で共存していくことがドーナッツ池で暮らすことにつながっていきます。
    夏休みの読書感想文向けの本だと思いました。1年生の我が子にはまだ難しいかなぁ。

    投稿日:2015/07/09

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  • 命の勉強なんですね。

    表紙の可愛らしさにつられ、息子に良いかも・・・。と思い、購入しました。
    ただ、絵の可愛らしさと、給食と言う美味しそうな印象とは違い、命の大切さと、生きるために食べる事の意味を教えられる、深い内容のお話でした。

    仲良しのライギョとタナゴ。 学校に通うことになり、二匹の関係は、大きく変わります。
    ライギョは学校で、追いかける授業を受け、タナゴは学校で、隠れたり、逃げる授業を受けます。
    二匹は最初、授業の内容を、不思議に思いながらも、楽しく語り合います。
    ある日、授業の本当の意味を知り、びっくり。
    タナゴはライギョに食べられない様、逃げる授業を。ライギョはタナゴを食べるため、追いかける授業を、受けていたのです。
    仲良しなのに、立場の違う二匹は戸惑います。
    でも、今はお互いに子供。生きるために、食べる・食べられることを受け入れながら、鬼ごっこをしながら仲良く遊びます。

    子供に、食物連鎖の意味を優しく教られる、素晴らしい本だと思います。
    大人の私も、改めて、食べ物に対する感謝の気持ちを、思い出させてもらいました。

    投稿日:2015/01/14

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  • 給食の食べ方のお勉強とは・・・

    1年生の息子に読み聞かせ。

    ライギョくんもタナゴくんも1年生になったばかり。
    学校での生活や勉強ってわくわくしますよね!
    息子と同じそんな新1年生のお話です。

    息子はライギョの時間割を見て大喜び!
    月曜日:給食の食べ方
    火曜日:給食の食べ方
    水曜日:卵の産み方
    木曜日:給食の食べ方
    金曜日:給食の食べ方
    って、給食ばっかりじゃないかーーーー!と大爆笑。

    でもここでいう給食とは、自分で小さな魚を取って食べることであり
    小さな魚にはお友だちのタナゴも含まれていたことに衝撃。
    このことをどうやって解決するのか・・私はとても気になり
    読み進めることになりました。
    自然の摂理を絵本を通してみることができ良かったと思います。
    楽しい、面白いだけでなく奥の深い1冊でした。

    投稿日:2014/10/26

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  • いきるということ

    生きていくには食べなくちゃいけない。
    それが、友達なんて。
    と、学校に行ってから初めて気が付いたライギョ。

    でも、お互いが成長につながる話だったので、さらっと、生きていくためには、と教えてくれた本だと思います。

    投稿日:2010/11/13

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  • 食う、食われるの関係

    どんな魚かわからないけれど、ライギョというとなんだかこわそうで、でも、村上康成さんの絵だと、とてもかわいらしいです。
    このライギョの学校では、水曜日が「タマゴの産み方、育て方」、あとの月、火、木、金は「きゅうしょくの食べ方」なんです。
    ところが、友達のタナゴの授業はというと「かくれんぼの仕方」ばかり。なぜか?友達だと思っていたタナゴは、ライギョのえさになる魚だったのね...
    悲しいかな、二人は食う、食われるの関係。でも、そういう関係が必要だということを2人ともうまく納得する、その過程がいいね。
    幼年童話になるのかな、字も大きいので、小学校低学年の子でも読みやすい、わかりやす、かつおもしろいお話です。

    投稿日:2010/05/20

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