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カラス笛を吹いた日」 ママの声

カラス笛を吹いた日 作:ロイス・ローリー
絵:バグラム・イバトゥーリン
訳:島 式子 島 玲子
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2010年11月
ISBN:9784776404330
評価スコア 4.33
評価ランキング 15,439
みんなの声 総数 8
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  • 父親の愛情表現がステキです。

    美しい絵に魅かれて手に取りました。
    やわらかなタッチで描かれている人物の表情が繊細で、生き生きと表現されています。

    長い間戦争に行っていた父との間に出来てしまった距離感が、父と娘の二人だけで出かけたカラス狩りの一日の中で少しづつ埋まっていく様子がつづられています。
    初めはどこか緊張しているかのような少女の表情が、お話が進むにつれて生き生きと笑顔を取り戻していきます。
    作者の実際の体験をもとに描かれた世界には大げさなドラマはなく、ゆるやかに進んでいきますが、読み終えた後に温かいものが残りました。

    投稿日:2011/02/18

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  • 素敵なお父さん

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    図書館で表紙の絵にひかれて借りました。

    作者とお父さんとの思い出の一日をそのまま切り取って絵本にしてあるので、すっと心にしみ込んできます。
    長い間、戦争に行って帰って来たお父さんとの関係に緊張を持っている娘(作者)の気持ちを敏感に感じているお父さん。
    娘の緊張をほぐすように、娘の望んでいる対応を大袈裟ではなく、さりげなくやってくれます。

    畑を荒らすカラスにさえ、家族があり命があるのだと、退治をすることに心を痛める娘。
    ハンターと言う言葉におびえる娘。
    お父さんの持っている銃に、恐ろしい戦争を感じている娘。
    その娘の前で、銃を使わなかったお父さんの愛情がじわじわと心にしみます。

    小学生では難しい絵本だと思います。
    カラス笛の用途の説明があったらよかったです。
    大人が読み聞かせをするより、中学以上の子どもたちに自分でゆっくりと読んでもらいたいです。

    投稿日:2011/12/14

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  • 写実的な素敵な絵に感動!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子11歳

    作者はハワイ生まれの児童文学作家だそうです。
    この絵本は、作者の子どもの頃の思い出をもとにつくられた本当のお話なんですって。

    最後に主人公の小さかったころの写真がモノクロでのっているのですが、絵本に描かれている主人公のリズにそっくり!
    イラストを描かれたバグラム・イバトゥーリンさんは、
    かなり写実主義な絵で、絵だと分かっていても「これは絵だよね〜?」と、目を凝らしてしまうページも多かったです。

    他の方も感想で書かれているように、内容は父と娘の暖かな交流をじっくりみせてくれるものなので、お子さんに読んであげるなら、読み手はお父さんにお願いしたいです。

    投稿日:2011/04/01

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  • 微妙な感情の違い

     感受性の強い年頃のリズが感じていることと、大人のお父さん。微妙な感情が繊細に描かれています。
     写真のように見える絵から、二人の気持ちが伝わってきます。
     
     「私はときどき怖いの」というリズ。
     「人間もわざとじゃないけど、悪いことをしていまう」というお父さんの言葉が印象に残りました。
     天敵のカラスを傷つけずに、森に返したリズの笑顔がすがすがしいです。

     カラス笛がどんなものか、吹いてみたいなと、子どもが言っていました。あまり気持ちがいい音ではないようですが。

    投稿日:2011/03/16

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  • 静かに心にしみてくる世界

    あとがきを読むと、作者・ロイス・ローリーの少女時代の思い出が描かれているようです。

    静かに心にしみてくる世界、父と娘、詩情豊かに描かれているところ、二人で出かけるところなど

    どこか

    『月夜のみみずく』に通じる世界を感じました。

    どこかへ旅行へ行ったり、テーマパークで過ごすという休日もありますが、

    子ども時代の思い出として心に刻まれるのは、親子で過ごした何でもない時間なのかもしれません。

    絵もとても美しく『おとうさんの庭』や『ゆきのまちかど』を描かれているそうです。

    静かだけれど味わい深い作品で、この作品の味わいがわかってくるのは何歳ぐらいでしょうか。

    大人が一人眺めてみても良い作品だと思います。

    投稿日:2011/03/01

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