「お父さん、早く帰ってこないかな〜」と呟いたり、
天気が悪いと「お父さん、大丈夫かしら」なんて時々言う上の娘。
主人は仕事が遅く、先に眠ってしまっている事が殆どですが、
お父さんが帰ってくると、下の娘も一緒になって大騒ぎ。
とってもとっても嬉しいようです。
そんな娘なので、この絵本をとても喜びました。
娘は、主人に読んでもらうよりも、主人が不在の時に読む方が好き。
「お父さんはちゃんと帰ってくる」という確認作業というか、
この本を読むことで“安心”出来るようです。
母親は登場しませんが、きっとどの子どもも母親と一緒にいたはず。
でも子どもって、お父さんが帰ってくると、
「もうお父さんしか見えない!!」という状態になりますよね(笑)。
それを如実に表しているようで、父と子だけが登場する所がとても良かったです。
図書館の新刊コーナーで偶然見つけましたが、
リノリウムの版画にも味があり、とても素敵な絵本でした。