「かくれんぼどうぶつえん」 ママの声

本屋さんで手に取り、素敵な切り絵に魅了されてしまいました。
「ながいはなだーれ？」「くびがながいのだあれ？」と、クイズ形式でページが進むのですが、動物の体の一部が現れているので、答えはすぐに分かります。
何よりも、その切り絵で描かれている動物の姿が素敵なんです。子供騙しではなく、大人が見てもうっとりしてしまうほど。
おまけの切り絵にも、ぜひ挑戦したいです。

写真家である今森さん、いつも素敵な瞬間の写真やアングルで虫好きの息子だけでなく、親の私も魅了されてきました。

そんな才能は写真だけではなく、切り紙アーティストでもあるのです！
やはり・・すごい才能の持ち主の方だと再認識です。

かくれんぼしているどうぶつたちは、すぐに答えがわかるようなものばかりですので小さなお子さんでも十分楽しめます。

素晴らしいのは、半分に折って、はさみで切ったらこんな動物になること・・

切り絵ならではの線が素敵です。

今森さんの講演会に行った時にも、この切り紙の本などはすぐに完売されていました。
そして、グッズにもTシャツなどもあるのですが、影絵のような白黒でとてもシンプルながらも繊細で素晴らしかったです。

子どもだけでなく大人も楽しめる絵本です。

切り絵が素晴らしいのは滝平二郎先生だけじゃない。知ってる動物ばかりで読ませやすい。動物達が皆、味のある表情をしています。フクロウの鳴き声で幕を閉じるこの絵本。おやすみ前の一冊にもいいかも知れませんね。

これ全部切りえだと思うと凄いの一言です。
私は不器用なのでとても出来ません。
かなり細部までこだわっていてとても楽しい絵本です。
あれこれ発見するので
毎回読み応えがあります。

動物が隠れているので小さい子供でも充分
楽しめます。

生き物たちの素晴らしい写真の作品が多い今森光彦さんによる、
切り絵のクイズ風コラージュ絵本です。
こんな技もお持ちだったのですね。
切り絵の動物たちが一部だけ姿を見せて登場、
次のページで全身を見せて答え合わせ、という趣向です。
ゾウ、キリン、パンダ、フクロウなど、馴染みのある動物たちで、レベル的には易しいですが、
切り絵という一色ではやはり幼稚園児以上くらいではないと認識が難しいかもしれません。
日頃生き物たちの様子を活写されているだけあって、
動物たちの躍動感まで伝わってくるようです。
石津ちひろさんの軽快な文章も楽しいです。
ラストもばっちり決まっていますね。