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田んぼの一年」 ママの声

田んぼの一年 作:向田 智也
出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2013年03月24日
ISBN:9784097265092
評価スコア 4.54
評価ランキング 6,970
みんなの声 総数 12
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  • 手元に置いて、何度も読みたい

    うちの子どもにとっては、帰省した時にだけ見る田んぼ。

    小学生になり、そろそろ田んぼのことを知ってほしいという思いで、この絵本を借りました。

    1月から12月まで、ひと月ごとの田んぼと、周りの風景が素敵な絵で描かれています。
    「お米のできるまで」だけでなく、田んぼの周りの人々の様子、虫や鳥なども丁寧に描かれているところが、とても良いです。

    巻末には「田んぼの一年」の詳しい解説、田んぼの仕事カレンダー、お米の一年、田んぼの言葉辞典、田んぼの生き物インデックスが記され、大人にとっても読み応えがあります。

    ぜひ購入して、季節ごとに何度も読みたいと思っています。

    投稿日:2013/07/23

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  • 子供のころ欲しかったかも

    子供のころ学校から田植えの実習をしに田んぼに行ったことがありますが、そこころこの絵本があったらよかったな、と思いました。田んぼに関する絵本って、まずあるなんて思っていませんでしたが、あるんですね。ビックリしました。この1冊で田んぼに関することがしっかり学べると思います。分かりやすくまとめられているので、子供たちにぜひ見てもらいたい1冊だと思います。

    投稿日:2024/09/27

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  • 生き物たちも

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    4歳のこどもの希望で読みました。
    対象年齢が小学生からみたいなのでちょっと早かったかもしれませんが、知っている生き物を指差しては楽しそうにしています。生き物が大好きな子です。
    田んぼの1年の様子がよく描かれています。
    田んぼそのものだけでなく、周囲の様子も描かれているので見ごたえがありますね。

    投稿日:2017/06/08

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  • お米に関する知識が豊富

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    田んぼに、こんなに生物がいたのか〜と発見です。
    栄養いっぱいの水田は、たくさんの生き物を育てるみんなの家でもあったんですね。
    シンプルだけど、知識がたくさんつまっていて、まじめな絵本。
    息子は興味津々、娘は途中で飽きてしまっていました。

    投稿日:2017/06/03

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  • まるで記録映画のような面白い作りでした

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子16歳

    作者の向田さんはNPO法人鎌倉広町の森市民協議会理事でもあり、日本ならではの四季折々・自然にかかわる出来事を絵本にしたりしている方だそうです。

    この絵本はタイトルのまんま田んぼのいちねんの様子を描いた作品ですが、記録映画みたいな作りで、一台のカメラがずっと一つの場所から主役である田んぼを見ているという面白い作りになっています。

    1月から始まって、月が替わるごとに周りの風景や人々の動き、飛んでくる鳥や虫なども変化していきます。
    それをとても上手に画面に収めてくれていて、
    例えば3月なら、春に咲き始める花や飛んでくる蝶にスポットを当ててその名称なども記載してくれていますし、
    10月なら刈り取られた田んぼの周りにやってくる色々なトンボが描かれていました。
    そのスポットの当て方が見事で、「あぁ!」と、納得できるその月ならではの自然界のモノたちが描かれていました。
    それ以外にも田んぼの周りで生活している人、通り過ぎる人たちの様子も各月で違いがあって、1年間よく観察されたのだなぁと、思いました。

    本文のところに文字は比較的少なめで最後に、細かい解説も載っているので、本文のところだけを読み聞かせで読むというのも出来そうです。
    「もっと詳しく知りたい人は、後ろの解説を読んでね」といえば興味のある子は手を出してくれると思います。
    また、ブックトークなどで、テーマにあった月のページを紹介するのもいいかもしれません。
    とっても素敵な絵本でした。

    投稿日:2017/01/28

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  • 随分丁寧に作られた作品だなと思いました。
    作者の向田智也さんは、NPO法人鎌倉広町の森市民協議会で、田んぼや畑、森での作業を通じて里地里山を復元する活動をされている方だと知り納得です。

    息子の通っていた小学校では、5年生の時にバケツ稲を育てる授業がありました。
    この作品を読んで、各教室に1冊あったら、素晴らしい副教材になると思いました。

    お米がどのようにして育つかは、知ることができても、実際の農作業の内容、時期、田んぼとそのまわりに棲む生き物たちの様子は、やはり田んぼとともに生活している方にしかわからないと思います。

    定点観察による農事歴ばかりではなく、巻末のたくさんのおまけも読みごたえがあり、この作品を通して知ることができることがたくさんあります。

    また、子供たちが今後、自然に向き合う姿勢が変わってくるような、命の大きなつながりを見つめなおせます。

    投稿日:2015/10/02

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  • 4歳の息子と読みました。

    田んぼの土の中で、外で、人と田んぼのかかわり合いも含め、
    どんな生き物たちがどんなことをしているかが、わかります。
    虫や鳥、カエル、プランクトンにいたるまで、
    田んぼの中でどんな風に暮らしているか、
    素敵な絵で丁寧に詳細に描かれています。
    絵を見るのが楽しい。
    外来種などもちょっと載っているところがいいですね。

    そして、巻末の田んぼに関する情報も秀逸。
    人がどんな仕事をするかもよかったけれど、
    息子が喜んだのが、見開き4ページにぎっしり載っている、
    田んぼの生き物インデックスです。
    田んぼにいる虫や鳥、そのほかの生物が小さくたくさん描かれています。

    しかし、人のつくった田んぼが、こんなに自然豊かで生物たちと関わったものだったなんて、ちょっと感激です。
    用水路でメダカたちとつながっていたのですね。

    息子にはちょっと難しかったかもしれないけれど、彼なりにかなり楽しんでいました。
    もったいないのが、判型がちょっと小さいこと。
    もっと大きければ、絵も見やすかったのに。
    手元に置いておきたい1冊です。

    投稿日:2015/08/28

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  • 素敵な絵本!

    普段毎日のように口にしているお米。
    お米自体はこんなに身近なモノなのに,田んぼを丸々1年を通して見ることはなかなか経験できないので,とても魅力的な絵本でした!
    田んぼのまわりにいる鳥や虫や草花や魚たちがたくさん描かれていて図鑑的要素もあり,また四季を感じる絵が1月〜12月まで見開きで描かれていて,本当に見応えあしました。
    子供にも見せてあげたい!知ってほしい!と思うと同時に,大人もほしくなってしまう素敵な絵本でした!!

    投稿日:2015/03/12

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