「いじめっこ」 ママの声

言った方にとってはちょっとした憂さ晴らしだったり、むしゃくしゃして深く考えず言ってしまった一言だったりが、受け取る方にとっては立派ないじめですよということを示した本でした。
子供にわかりやすく伝えるのはこれが限界かもしれませんが、ごめんと一言謝ればすべてチャラになるようなラストは個人的にちょっぴりモヤモヤしました。

７歳５歳の娘たちに借りてきました。いじめについて、子供にわかりやすく伝える絵本だと思います。絵がいっぱいで、字は少ないです。いじめることはもちろん悪いことですが、この絵本にはどうしていじめっこになったかもわかりやすく描かれています。やっぱりいじめる子ってもちろんダメですが、内面にイライラを抱えているんだなと思いました。そしてそれが「いじめ」ってわかっていないのかな？「いじめ」って言われてはっと気づく。そして自分のしたことの大きさを感じる。親子で読むといいと思います。

大きい牛に言われた一言で，いじめっこになってしまった小さい牛。
この絵本を読んで，いじめっこにもそうなってしまった何か心のモヤモヤがあるのかな〜と感じました。
いじめることはとってもいけないことだけど，いじめっこの本心と内にある問題やきっかけを引き出し解決してあげる者がいたら，いじめという状況は変わるのかも知れませんね。
この絵本ではヤギの一言で気づき心入れ変わった小さな牛ですが。
大人にも読んでもらいたい絵本ですね。

大きい牛に「あっちにいけ」と言われたことで小さい牛は豹変してしまいます。
友達のうさぎたちに「ちび」「ぐず」等のひどい言葉をぶつけてしまいます…。
他のものに嫌な態度をとられると自分もそうなってしまうのは分かりますが、いじめられた側はたまりませんよね。
勇気あるやぎの一言で小さな牛ははっと自分のひどさに気づき…。
いじめっこではみんなに嫌われてしまいますよ。