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まだだよまだだよ」 ママの声

まだだよまだだよ 文:村上 しいこ
絵:市居 みか
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2013年11月28日
ISBN:9784061325456
評価スコア 4.71
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みんなの声 総数 13
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  • 手作りだからこその味わい

    「おばあちゃん、なにしてるの?」
    「おいしい梅干し、つけるのさ。おまえも一緒に、手伝って」
    おばあちゃんと一緒に梅干しづくり。
    早く食べたい孫娘におばあちゃんは繰り返します。
    「まだだよ、まだだよ」
    梅干しはいつになったら食べられるのでしょうか?

    おにぎりといえば、梅干し命な私(笑)
    でも恥ずかしながら、梅干しができるまでの詳しい工程は知りませんでした。
    もちろん、作ったこともナシ。
    その理由というのは、『手間がかかって、難しそう』だから。
    この絵本を読んで、梅干しがどうやってできるのか、どうしてあんなにおいしいのかがわかる気がしました。
    やっぱり、手間をかければこそ!なんですよね。

    おばあちゃんが梅干し入りのおにぎりを食べながら言った言葉。
    「すぐだよ、すぐだよ。でも、いいんだよ。ゆっくりで、いいんだよ」
    それを聞いて、なんだか胸が暖かくなりました。
    おばあちゃんの言葉に後押しされて、今年は手作り梅干し、挑戦してみようかな!?

    投稿日:2014/01/29

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  • 絵が好き!

    うめぼし作りがベースのお話で
    なんてことないストーリーです。
    でも、それが、市居さんのカラフルなイラストで
    彩られていて、ページをめくる楽しさが倍増!
    絵を見る価値のある絵本だと思いました。
    なんだかわくわくと楽しくなっちゃう絵本でした。
    おばあちゃんとの楽しい思い出、我が子にも
    持ってほしいなと思いました。

    投稿日:2014/01/22

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  • 読んだらきっと、ウメボシをつくりたくなるはず

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子7歳、女の子6歳

    おばあちゃんがウメボシ作り。
    塩でもんで しそをいれて、 干して 待って 待って 待って…
    長い時間をかけて、手間をかけてゆっくりゆっくり育てる食べ物って、その待っている時間がまたおいしさを育てるみたい。待つことを楽しみたいな。ってウメボシを作りたくなりました。

    投稿日:2019/01/22

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  • 梅干し・梅干・漬けて干して発酵して

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子16歳

    いいですね〜。村上しい子さんの描く物語は、日常の中のホワッとするあたたかさが見えてくるものが多くて好きです。
    この作品は「うめぼし」に焦点を当ています。「うめぼし」をつけている家って、今はだいぶ少なくなりましたよね。作るより買ったほうが手間もお金もかからないですもの。
    わたしは子どもの頃、よく母がうめぼしを作ってました。瓶に漬けたり、ベランダで天日干しされたりしているやつを時々勝手につまんだりして…。
    あの時の固かったり、しょっぱかったりした味をこの本を読んでいて思い出しました。

    市井みかさんの描く明るいおばあちゃん、素敵です。
    ウインクしているおばあちゃんはとってもキュートでした。
    (おばあちゃん1冊の本の中で3回ウインクしてました。お茶目さんですね)

    縁側の広い家!簾や扇風機の描写など、一つのページに描き込まれたパーツに季節を感じました。
    また、このクレヨンのようなもので描かれた柔らかい線がいいですよね〜。

    「うめぼし」を干したり発酵させたりしながら、それぞれの季節を感じさせてくれるこの物語、意外と奥が深いと思いませんか?
    わたしはとても気に入りました。

    どの季節のどんな時に子どもたちに紹介するのが一番いいかな。
    おじいちゃんやおばあちゃんの出てくるおはなし特集なんかを組んで紹介するのもいいかもしれませんね。

    投稿日:2016/12/16

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  • 梅干しつけよう!

    図書館のオススメコーナーで見つけました。
    女の子が、おばあちゃんが梅干しを漬ける様子を横でずっと見ています。出来るまでは長い時間が必要で、季節も流れます。
    興味はあるけれど、今まで自分で梅干しをつけたことがなかったのですが、おばあちゃんの姿を見て、私も挑戦したくなりました。
    手間ひまかかったものの素晴らしさを改めて感じられる絵本です。

    投稿日:2015/04/22

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  • 素敵なおばあちゃん

    図書館から借りてきて、5歳と10歳の娘たちと読みました。

    おばあちゃんと孫の梅干作りのお話です。
    「いつ食べられる?」「もう食べられる?」
    孫の問いかけに、おばあちゃんは優しく答えます。
    「まだだよ、まだだよ」。

    うちは、実家の母が梅干を作るので、
    子供たちもばぁばの作るすっぱい梅干が大好きです。
    「むらさき色の葉っぱって、シソだよね?」
    「土用干しってなに?」
    いろいろ質問が飛び交いました。
    実際に梅を干している所にもなかなか遭遇できないので、
    子供たち、梅干を作る過程に興味津々でした。
    それにしても市居さんの描くおばあちゃんが
    なんとも味があっていいな〜(^^)♪

    そして遂にできあがった梅干を食べるとき!!
    次女は、おばあちゃんがまだ「まだだよ、まだだよ」と言ったのを聞いて
    「なんでまだなの?!」と言っていましたが、
    ページをめくり、2人でおにぎりを作る光景に
    「あぁ、そうか(^^)♪」
    丹精込めて作った梅干のおにぎりを食べる場所にまでこだわる所が
    すごく素敵だなーと思いました。
    うちだったら我慢できずにその場で絶対「パクッ♪」ですけどね(笑)。

    最後に、「わたしも早く、作れるようになりたいな」と孫の言った言葉に対し、
    おばあちゃんが言った言葉が素敵すぎて心に沁みました。

    村上しいこさんのとても読みやすい柔らかい文章と
    市居みかさんの季節感が伝わってくるような
    爽やかで温かみのある絵がとてもマッチしていて、
    すごーくすごーく、この本が欲しくなってしまいました。

    日本の梅干、伝統文化、
    こうして無理なく子供たちにも受け継がれていくといいなと思いました。

    うちの子供たちも「梅干、作ってみたい!!」と言っていました。
    土用干しができる場所があったらいいんですけどねぇ…。
    ジレンマです(笑)。

    投稿日:2015/02/10

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  • 梅干しができるまで

    このお話は、おばあちゃんが梅干を浸けているお話でした。おばあちゃんの孫は早く食べたくって「食べていい?」って聞くのですが、おばあちゃんは、「まだだよ」っていつも言っています。そしてt魏の春にやっと食べれることに。でも、すぐには食べられなくって、おばあちゃんはその梅干しでおにぎりを作ってピクニックに。このお話を読んだ後は梅おにぎりが食べたくなります。

    投稿日:2014/11/11

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  • 憧れの暮らし!

    • jujuさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子4歳、女の子2歳、男の子1歳

    おばあちゃんとお孫さんの梅干し作り、つけてから出来上がるまでの1年間のお話しです。
    楽しみに待つお孫さんは季節が移り行く中、何度も聞きます。
    『もうたべられる?』『もうすぐたべられる?』
    その度におばあちゃん、『まだだよ、まだだよ。』と答えます。
    おばあちゃんの優しさが詰まっているようなこのセリフ、読んでいると不思議と心がほぐれて来ます。手描き風の絵やひそかに登場している飼い猫ちゃんの様子も温もりいっぱいでたまりません。
    手間ひまかけて作った梅干しは美味しいんだろうなぁ。息子はこの絵本を読んで『僕も梅干し作りたい!』と。季節はちょうど春、今年は我が家も梅干し作りに挑戦してみようかな! そうそう、この作品はラストもまた素敵なんです。
    縁側やお庭のある家でのゆったりとした時間、手間ひまかけた暮らし、この作品のような生活がわたしの憧れです。

    投稿日:2014/05/28

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  • じっくり、梅干し作り

     私も子どもも、梅干しが大好きです。梅干しをつくってみたい、と思うのですが、なかなかできません。
     
     絵本のおばあちゃんのは、じっくりじっくり楽しみながら梅干しをつくっています。うらやましいなと思いました。ていねいに作ると、食べ物の大切さに気がつきますね。

     元気で明るいおばあちゃんの会話がよかったです。ほんわか楽しい絵も、いいなと思いました

    投稿日:2014/03/04

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  • おばあちゃんを思い出しました

    亡くなったおばあちゃんが、生前よく梅干しを作っていました。
    この本を見かけ、懐かしくて買ってしまいました。
    私も今年はじめて梅干しを作ってみたのですが、あと半年したら、美味しくなるかな。
    梅干し好きの息子に、美味しい梅干しが出来るまで、時間が掛かるという事を
    理解してもらって、来年は一緒に作ってみたいなぁと思いました。

    投稿日:2013/12/27

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