「じーっと じっと」 ママの声

うさぎの兄弟が、野原で、強い動物たちから
身を守るために、とにかくじーっと動かずに
たえているというお話の絵本なのですが、
野原の絵がとてもきれいな１冊でした。
そして、小動物が強いからこそ、身を守るために
じーっと動かずにいることができるという解説を
読んで、さらにこの絵本を素敵だと思うことが
できました。
最後はおかあさんが迎えにきてくれて、おっぱいを
飲んでいるシーンなのですが、心温まります♪

子ウサギの兄弟がお母さんをじーっと待っている時に、カエルが来たり、人が来たりするのにおびえている描写が文から伝わってくるのか、うちの子はこの子ウサギたちと一緒にじーって聞いててかわいかったです。

かわいいと思えない絵で
すごく生き生きと描かれています。
そのせいか二歳なりたての子供は怖がってました。
内容を理解するには早すぎたのかも？
絵や線が強い感じをうけるのかもしれません。
小さなウサギが、ウサギとわからなかったようです。。

年中の子どもたちに読む機会があったので、選びました。

ちいさなうさぎの兄弟が隠れながら話をしている本なので、
あえてヒソヒソ声で読んでみました。

声の抑揚をつけにくい分、子どもたちもじーっと見入っていて、
うさぎ達と一緒に隠れている雰囲気を出していました。

文字数やページは多くないんですが、
本の中に入ったような感覚がとっても楽しいと思います＾＾

ちいさなかがくのともシリーズが好きなのでこの絵本を選びました。兄弟がいるっていいな！と感じられる絵本でした。判断に困った時には話し合い心細い時には隣で寄り添う姿に感動しました。どんな事があっても母親から言われた言いつけをしっかりと遵守する主人公達の姿が心に残りました。御母さんウサギの優しさも素晴らしかったです。

３歳８ヶ月の夏、１番お気に入りの絵本。挿絵だけの児童書も楽しんで聞いている娘ですが、この絵本は娘の中で特別な１冊のようです。温かい感じのする絵で、文章もわかりやすく簡潔ですが、「じーっとじっと」していれば、ほかの動物から身を守れるということも、「そーっとそーっと」しておいてあげるのが、自然との上手な付き合い方だということも、こどもにやさしく教えてくれています。娘は、おにいさんうさぎが「じーっとじーっとしてれば、こわいことなんかないんだから」と、ちょっと威張って言うところで、毎回笑い、最後にお母さんうさぎが現れて、うさぎの兄弟がおっぱいをたくさんもらうところでは、必ず私にもたれかかってきます。そして、ベッドに入って明かりを消してからも、小さな手で２匹の子うさぎを作り、「じーっとじーっとしてようね」といって、うさぎの兄弟のお留守番ごっこを楽しんでいます。私の役は、子うさぎたちの上を飛ぶ大きな鷹。両手をパタパタさせながら、絵本の余韻の中で、私もまた今の時間を楽しんでします。

｢じっとしていればだいじょうぶ｣とおにいちゃんうさぎがおとうとうさぎを励ましながら頑張る姿が、うちの姉妹のように思えて応援したくなりました。

娘たちは｢キャ、カエル｣｢男の子につかまっちゃう｣と大騒ぎしながら読みました。
迎えに来たおかあさんのすがたに、娘たちはもちろん、わたしもホッとひと安心。
誰にもついていかないで、じっと我慢して母を待つことを教えられるステキな絵本です。

ちいさなかがくのとも　２００６年５月号です。

ウサギの兄弟が、お母さんに言われて、じっとお母さんの帰りを待っているお話です。

「じっとしてれば大丈夫」を呪文のように繰り返し、お母さんの帰りを待ち続けます。
何かと落ち着かない弟と、それをたしなめつつ、自分に言い聞かせてじっとしている兄。
うちの子を見ているようでした。
いろいろなことが起こるたびに、どきどきしてしまいます。
だって、捕食者に見つかったら、この兄弟は、きっと、食べられてしまいますから・・・。

子供には、そういうことは、たぶん、良くわかってないと思いますが、それでも、どきどきしたようです。

最後に、お母さんが帰ってきたときは、本当に、ほっとしました。

小さい頃、ウサギや小動物に出会ったとき、固まったように動かないのは、おびえているからだと思っていましたが、それだけが理由じゃないことを知りました。
小さな発見がちょっとうれしかったです。