大好きなダン・ヤッカリーノの作品なので読んでみました。
お話は、ねこのナイジュエルといぬのジュリアが楽しく暮らしていた大きな黄色い家に、赤ちゃんがやって来るところから始まります。
二匹は、赤ちゃんの名前をチーチャと名づけ最初は遠巻きにしていたのですが、夜泣きした時から面倒を見るようになります。
その接し方が何とも言えず、ユニークで見るだけで楽しくなること間違いありません。
この絵本では、両親の表情が見えません。
あくまでも、二匹がチーチャの世話をすると言う設定なので、オチもそのストーリーに基づいたもの。
オチとしてどうか?という意見もあると思いますが、そこは深く考えないで楽しめば良いかと思います。
やはり、何と言っても、ダン・ヤッカリーノの絵がとても魅惑的で、万人に受け容れられる作品に仕上がっています。
特にキャラクターとして、いぬのジュリアは擬人化ぶりが秀逸だと思います。