ごみだから、なんでも、どこでも、ポイポイ捨てていいわけではありません。
ごみ捨てにもルールがあります。
よく耳にするのが、「ごみの分別」のルールです。
「燃えるごみ」とか「資源ごみ」とか「不燃ごみ」とか
きちんと分けて捨てなければいけません。
もし、分けなければどうなるか。
答えは、正高もとこさん作の絵本『ごみしゅうしゅうしゃのぽいすけくん』の中にあります。
ぽいすけくんの仲間のぱっくんのおなかが燃え出す騒動が
描かれています。
「燃えるごみ」にまざってスプレー缶が捨てられていたのです。
ぽいすけくんはびっくりします。
そして、ちょっとこわくなりました。
そうしたら、カラスにいたずらされているごみ置き場とか、
海岸に捨てられたたくさんのごみとかが気になりだしました。
ぽいすけくんは、だんだん元気がなくなっていきました。
この絵本にはごみ収集車だけでなく、
小型トラックとか消防車、救急車といった働く車が
いっぱい出てきます。
それらの絵を描いたのは鎌田歩さん。
子供たちが大好きな車たちがとても暖かなタッチで
描かれています。
元気のなくなったぽいすけくんでしたが、
子供たちの応援で少しずつ元気になってきます。
ほら、今日も聞こえます、ぽいすけくんの元気な歌声が。
「うおー ぱかぱかぱか おーん」