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おおきなおおきな おいも」 パパの声

おおきなおおきな おいも 原案:市村 久子
作・絵:赤羽 末吉
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1972年10月
ISBN:9784834003604
評価スコア 4.84
評価ランキング 115
みんなの声 総数 176
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  • いも掘りといえば、この絵本

     先日、人生初めてとなるいも掘りを体験してわかったことは、いもは簡単に掘り出せないということだ。
     よく幼稚園の園児とかいも掘りとかをしているようだが、あれはきっと農園の人が下準備をしっかりしていて、具体的にいえばスコップなどで土をある程度まで掘り起こしているのではないかと思われる。
     それでなくても、しっかり土に埋まったいもを、この場合のいもは大抵さつまいもで、掘り出すのは大変だが、出てきたいもを見ると興奮の極みになることはまちがいない。

     そんないも掘りの名作絵本といえば、この作品。
     1972年に刊行されているから、小さい頃読んだという人もいるだろうし、今読んでいるという小さい子どももいるだろう、それぐらい人気の絵本だ。
     いも掘り遠足の日、残念なことに雨が降って延期になってしまった。そこで園児たちが思いついたのが、自分たちででっかいいもを作って(描いて)しまおうということ。
     「えっさか ほっさか」描いて作って、できあがったのが「おおきなおおきなおいも」。
     このおいもを綱引きのようにしてひっこぬいたのはいいが、どうやって運ぶ?
     子どもたちの想像はとまらない。
     なんとヘリコプターを使って、幼稚園まで運んで、泥を洗って、絵を描いたりして遊んで、最後は食べちゃうことに。
     やっぱりいもだものね。
     てんぷら。やきいも。だいがくいも。
     食べた、食べた。
     とおなかがふくれて、おならがでた!

     まるでパラパラ漫画を見ているような赤羽末吉さんの絵がとてもいい。
     子どもたちの躍動感がそのまま伝わってくる。

    投稿日:2017/11/12

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  • 大きな大きなゆめ

    芋掘りが雨で延期になって、園児たちが思い描くおいもさんの夢は果てしなく大きいのです。
    おいもさんたどんどん大きくなるって、先生に教わって園児たちはとてつもない物語を描いたのです。
    実際の教育実践の話を基に、園児たちの感覚で赤羽さんが描いた絵も、とても楽しさがありました。

    投稿日:2014/02/15

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  • 自分が幼いころに読んだ

    • キースパパさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子3歳、女の子1歳

    自分が幼稚園の頃に読んでもらった記憶があります。
    幼稚園ではお芋ほりが行事としてあったので、それとリンクして面白い絵本という印象が残っています。
    大人になってから子供と読んでも、どこか懐かしくてただ面白いだけではない絵本です。

    投稿日:2014/02/15

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  • 味のある本でした。

    • こたつ猫さん
    • 30代
    • パパ
    • 群馬県
    • 男の子4歳、男の子1歳

    届いたときは普通の本みたいだったので驚きました。
    中も今ま持っている本とは違い、子どもが芋ほりの園児の1人と思えるような文章の巧みさが好きです。
    子どもの目線で出来ているような絵本?本?といった印象でした。
    息子は1人で読むほど気に入っています。
    買ってよかったです。

    投稿日:2013/09/12

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  • まだ続くのか、この芋。

    芋掘り遠足が雨で延期。
    待ちきれない子供たちはお芋の絵を描いて色々想像を膨らませます。

    子供たちが描くお芋のとにかく大きくて長いこと。
    ページをめくってもめくってもお芋は続く。
    そろそろいいだろって思ってから、まだ続く。

    さらにそのお芋をどうやって運ぼうか、
    どうやって遊ぼうか、食べようか、
    ついには、おならで飛び始めちゃうって展開、
    大人の想像をかる〜く越えてる。
    芋のサイズで意表をつかれるなんて序の口でした。
    子供以上に、大人がびっくりしちゃう本だと思います。

    投稿日:2009/10/08

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  • こんな楽しみかたもあるんですね

    そろそろいも掘りシーズン。
    子供のころに読んだ懐かしい本を見つけたので
    一緒に読んでみました。

    いも掘りというとだいたいは芋版をして
    食べるくらいだけど、この本は違います。
    恐竜にしたり船にしたり、たくさん
    楽しんだら食べるのがもったいないと
    思うかもしれないね・・・・
    だけど、そこはちゃんといただきます。

    投稿日:2008/09/29

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  • 小さなときから大好きです

    私が幼稚園のころから大好きな本で、小学校4年生のときの朗読大会で「おおきなおおきなおいも」をクラス代表に選ばれたのを覚えています。

    おなかがすいたから食べちゃうの、とちょっと残酷(?)な気もしますが、おいもパーティーには出てみたいな。

    娘と息子の小学校の読書サークルでも読ませてもらいました。

    投稿日:2007/11/14

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