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トマスと図書館のおねえさん」 パパの声

トマスと図書館のおねえさん 作:パット・モーラ
絵:ラウル・コローン
訳:藤原 宏之
出版社:さ・え・ら書房
税込価格:\1,540
発行日:2010年02月
ISBN:9784378041230
評価スコア 4.42
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  • アメリカの実話

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    この物語は、カリフォルニア大学学長にまでなったトマス・リベラをモデルにした実話だそうです。
    トマスの両親は、メキシコからの移民で、野菜や果物の収穫期に移動しながら農家の仕事を手伝う移民労働者。
    トマスは満足に学校に通うことができないのです。

    そんな時に出会ったのが、親切な図書館員。
    この出会いが、トマスの将来を決定付けたと言っても過言ではないと思います。
    本を読む楽しさを知ったトマスは、大学卒業後に作家となり、大学で教鞭をとるようになるのです。
    何と言っても、トマスと図書館員との交流が素敵です。
    そして、本を読むことの楽しさが存分に伝わってくるので、本が好きなお子さんにとっては、共感し易いお話だと思います。

    この手の話だと、普通字が識別できないという展開が多いのですが、トマスは英語とスペイン語の2ヶ国語が出来ます。
    話には登場しないのですが、おそらく、ご両親の教育の賜物ではないでしょうか。

    読み聞かせするよりは、小学校低学年が自分で考えて読むのに適した作品だと思います。

    投稿日:2010/09/18

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    1
  • 移民労働者の教育理念と図書館のおねえさん

    この本は移民労働者として育ったトマスさんをモデルにした実話だそうです。
    そしてトマスさんはカリフォルニア大学の学長にまでなった人です。
    この本には二つの要素があります。

    一番はやはり図書館のおねえさんの存在でしょう。
    利用者としてのトマスの受入方がすばらしい。
    同じ図書館に働く人間として、司書の理想を感じました。
    図書館は人を育てる大きなエネルギーを持ったところだけれど、本が嫌いな人間にはつまらないところかもしれません。
    立派な社会人になった昔の利用者から声をかけたりすると、とても生き甲斐を感じます。
    このおねえさんの行動は、下手をすると押しつけになってしまうのですがとてもコミュニケーションの取り方が上手です。

    自分の教科書のような話になってしまいましたが、メキシコからの移民で移動労働者の家族として育ったトマスの家族の教育観のすばらしさを見過ごすわけにはいきません。
    トマスはどのように教育を受けたのでしょうか?
    両親が働いている間、トマスはおじいさんからいろいろな話を聞くことができたし、スペイン語と英語を使えるだけの語学力を学んでいます。
    両親が生活の中に教育をしっかり位置づけたからでしょう。

    ゴミ捨て場から拾って読むほど、トマスは本が好きになりました。
    すばらしいお話でした。

    投稿日:2010/05/15

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