著書のミック・インクベインは、1952年のロンドン生まれ。
ケンブリッジ大学に合格しながら、入学を辞退しグラフィックデザイナーの道を選んだという逸話の持ち主。
未読の著者だったので、表紙の絵が可愛いこの作品から読んでみました。
この作品はひつじと女の子が主人公ですが、同じく「こぶたがいたらいいな」があり、こちらは、こぶたと男の子が主人公になっています。
物語は、ひつじがいたら、こんなことをしたいなという、女の子の願望が綴られているもの。
実に女の子らしい発想のオンパレードで、きっと頷けるお子さんも多いことでしょう。
絵のタッチがとても優しいので、安心して読み聞かせ出来る作品です。
この著者は、かなり沢山邦訳されているので、他の作品も読んでみたくなりました。