私はもう50代後半で、
3人の子育ても終え、孫もいる元気なおばあさんです。
でも子供のころは、
まさにこのお話のそうたくんと全く同じ気持ちでした。
走るのが苦手で うんどうかいもだいきらいで。
おとなになれば
いつのまにか そんなこともどうでもよくなって
開き直って笑い話のネタにできるのですが。。
「子供たちが
苦手意識を克服するうえで、
見守り、励まし、支え、手本を示し
いっしょにがんばってくれる人がいることは
大切なことです。」
あとがきの
くすのきしげのりさんの言葉に共感しました。
私自身は
この絵本のような校長先生や大人に
出会えなかったけれど、
私と同じような気持ちで
運動会をむかえているお子さんもきっといると思っています。
運動会や学校行事のご指導をしてくださっている
先生方もそうですが、
まわりの大人たち、
私のようなおばあさんも、
小さいお子さんたちの成長を見守り、
子供の笑顔が見られることを願います。
先日、
孫の幼稚園の運動会を見に行き、
ちいさいこどもたちが
楽しくすごせるように配慮してくださっていて、
私も幸せな気持ちになりました。
うんどうかいの季節にふさわしい絵本ですね。