なんとも不気味な絵本です。蛙の集団に襲われそうな気がします。でも蛙たちは、蓮の絨緞に乗って空を飛んでいるのがとても楽しそうに、とても自慢そうに感じました。悪戯っ子のように、洗濯物を奪って(?)洗濯物をマントにして、居眠り中のおばあさんのテレビのリモコンを操作してテレビを観ています。なんのテレビを観ているのか気になりました。文字は、何時頃の出来事なのかとてもリアルに感じました。不気味な絵が所狭しといっぱいです。冒険から自分の居場所に帰る蛙もちょっとほっとしている気がしました。とても不可解な出来事に頭を抱える人間の顔がとても真剣に思いました。もうそれで終わりなのかと思ったら、今度は「ええっ!」豚の軍団なのですよ・・・・なんだか空に浮かんでいるのが優越感にしたっているように感じたのは私だけでしょうか?不気味ですが、空を飛べるのはやっぱり羨ましい気がしました。