かんすけが道草をして(?)お友達から少し遅れてもやっぱりかんすけのことを心配している子達ばかりで安心しました。かんすけの道草は、枯れそうな椎の木さんに自分の大切な頭のお皿の水を分けてあげたのです。河童にとって頭のお皿の水は、命のようなものですが、かんすけは、迷子のきつねのこにも、羽を怪我している小鳥さんにも水を分けてあげるとても思いやりのある優しい子だと思いました。帰り道がわからなくなったかんすけたちを助けてくれたのは、かんすけがお皿のわくわくみずをわけてあげた、ことりさん、こぎつねさん、椎の木さんたちでした。親切にされたから恩返しをしてくれたのです。読んでいて見返りを求めていないのに優しいかんすけの為になりたいと思って親切にしてくれたのだと思いました。昔は、困っている人がいると親切にいたりされたりそれが当たり前だったような気がしました。かんすけのお友達もかんすけには感謝してるし、自分たちのわくわくみずをかんすけに分けてあげるのはやっぱり優しいと思いました。お友達同士が助け合って生きていけたらいいなあって思いました。