素語りをしてみたいけど、なかなか覚えられない。
そんな人には最適!なのがこの1冊。
「なんげえ 話しっこ しかへがな
お寺の庭さ そりゃあ大きな柿の木ゃ一本あった
柿の実ぁ何千何万ってなっていた
そこに からすこぉ 一羽とんできて
があってないた
したら 柿の実ぁ ひとおつ ぽたあんとおちた
があってば ぽたん
があってば ぽたん
があ ぽたん があ ぽたん があ ぽたん…
柿の実ぁ 何千何万ってあったから
全部落ちるまんで 3年と3日かかったとせ」
これは 素語りがとても苦手な私が
1年ぶりくらいに思い出しながら
本を見ずにかいたもの。
細かいディテールは違うと思うけど、ほぼ覚えてました。
ね、これだけの短い話しなのです。
これがいくつも入っている本なのです。
津軽弁って美しいねえ〜
自分流の発音でも充分楽しい
そしてこの「きりなし話し」は面白い!
こどもたちは何度読んでも飽きることなく楽しみます。
そして 「があ ぽたん」 だの
「たがづくたがづく」 だの
「ぼちゃん すいすいすい」だのという
繰り返しの言葉を一緒に言って喜びます。
時には津軽弁でなく、広島弁で楽しんでます
その時には柄が悪くなってしまうんだけどねえ〜