絵本サークルに所属していた教え子の結婚式に招かれました。食べ物の絵本が大好きな新婦と、週5日カレーでOKという新郎が選んだ御開きの時のプレゼントがこの絵本だったのです。今までは「ドラジェ」とか「金平糖」とかが多かったのでこの嬉しい贈り物に大喜びしたのは私だけではないはずです。
この絵本はカレーの香りが漂う絵本です。「梅干し」と聞いてあるいは想像して、口の中に唾液がたまるのと同じです。カレーと聞いただけでだれもがその臭いが想像でき、食べたくなります。食べ物の絵本はたくさんありますが、こんなに美味しい絵本は始めてです。それぞれのご家庭で食材も味も微妙に違うことと思いますが、カレーライスが嫌い、という人に会ったことはありません。
ぼくが、急にカレーライスを食べたくなったのは、『カレーきょうしつ』の看板を見たからでしょうか? たまたまでしょうか? お母さんの作るカレーライス、いくつになっても美味しいですね。