安野さんの絵本は、いつも不思議?
かげぼうし それはみんなが 一度は体験している 不思議な世界
マッチうりの少女のお話とかげぼうしの国を対比させてお話をするところが安野さんらしいなあ〜
かげぼうしの国は、切り絵の美しさが出ていてなかなか面白いので引きこまれてじっと眺めたくなるのが不思議です。
影は、お日様がさんさんと輝く日に、又お月様が夜空を照らしてくれるときに、出てきます。
子どもの頃影踏みをして楽しかったことを思い出しました。
それは子どもの夢のような世界で、大人にはちょっとついて行けないワクワクする楽しみなんです。
その影の世界の見張り番が、まっちうりの少女の世界にやってきて、消えない影をマッチで作るところが面白い発想だなあ〜
影の国に魔法使いとまちがわれて追いかけられ走って逃げ帰ったふたり・・・
影の国に戻った二人がひときわ輝いてみえました!
なかなかうまい表現だなあ〜
お話に引きこまれていたら・・・
「二人を見て王様が、結婚式のしたくをせんか」
かげぼうしがね、「あれ、おうさまのおっしゃるのは、ほんとうかな」と言うの。
一度に目が覚めた思いがしました。