1990年に書かれた絵本です 作者は チェコ生まれでドイツに住んでいます
かれは 1928年生まれ(日本では 大正時代の終わりかな)
彼は第二次世界大戦の時どう生きたのでしょうか? ドイツもひどい戦禍にあったでしょう
もちろん日本も戦争でアジアを攻め、 1945年 8月6日広島に・9月9日 長崎に原爆が投下され 1945年終戦し 多くの犠牲を払いました
この時代に生きていたグードルン・パウゼウ”ァングさんはこの絵本を書いて地球を未来を生きる子供たちに良い環境で残したいとのメッセージで書かれたのですね
戦後 世界は急速に科学が発達して生活が いろいろと便利になりました。その生活をするために、たくさんの石油や電気が必要になりました。多くの資源を 急速に必要としたのでしょうね
それは今も尚。(しかし・・・便利さや豊さから得たのもものたくさんある反面、 うしなった物も多くあるのでしょうね)
ここで取り上げられている 原発のことは 今日本の原発が岐路に立っているからこそ この意見に謙虚に耳を向けて 原発のない生活を考えなくてはならないと思いました
子供たちは未来を生きていきます
今 日本も世界中も生活スタイルが問われているのだと思います!
ドイツはいち早く原発のない自然エネルギーを利用する生活に切り替えようとしています
日本は3月11日の震災で、大きな被害をうけ、今も尚原発問題は大きな課題ですが まだ 「原発なくします」と政府が言えないのはなぜ??
地球を守るために人間がどのように生活するのがいいかを
考えさせられる本です
大人にも そして 若い人にも 読んでほしい作品です
若いお父さんお母さんにも、そして大人たち(科学者や政治家はもちろん教育者も) 大切な子供の未来をこの絵本から考えていかなければと思います。
お奨めします!!