「つくもがみ」 その他の方の声

京極さんの作品なのできっと怖いだろうと思って読みましたが、どちらかと言えば愉快な感じでした。
絵が素敵です。
文章には出てきませんが絵の中で、おじいちゃんは木枠のフルイ？裏ごし器？のような道具を作る職人さんらしいです。
おじいちゃんの言葉「昔の物は、大事に使えば百年でも使えるよ。」
「道具は、人間よりもずっと長生きなんだよ。」
これを絵本で子どもたちに伝えられたら素晴らしいなぁと思いました。

つくもがみ（付喪神と書かれていて　昔から言い伝えられていました　　　道具は百年と言う年月を経ると　　精霊を得て付喪神になるとか・・・・）

こんなことを調べてみましたが・・・・・

この絵本は　京極さんの妖怪絵本です

おじいちゃんから　物を大事にする話を聞いたのです
昔の道具は百年も使える　

百年も大事に使ってもらった　道具達が　喜んで　嬉しいから　化けて出て　踊りだす
なんとも　愉快であります！　　　おじいちゃんの喜びようは　かわいい！

ラストの　うんとながいきしなくっちゃなあ。

城芽　ハヤトさんの絵は　なかなかインパクトあって　最高によかったです！

この絵本は　私が好きになりました

子ども達はどうかな？

つくもがみ、は怖くない妖怪と思いよみはじめたので、途中、絵の迫力にびっくりしました！
ですが、ものを大事にしないとばけるのではなく、長く使われてうれしくてつくもがみになるというのがいいな、と。
絵が多少こわいですが、お話はこわくないので、こわがりの子どもも大丈夫かと。自然と「ものを大切につかいたい」という気持ちになるお話だと思いました。

なんとも不思議な雰囲気の絵本です。
イラストが怖いな、と感じたのですが、それが癖になってしまいます。
怪談話ではないけれど、後半はドキドキ、最後には、あっと驚く結末が待っていました。
この絵本を読んで、物を大切にしようという気持ちがいっそう強まりました。