ある朝突然鳴き方を忘れてしまったおんどり。案外実生活の中でもありそうなことかもしれません。
コッケ・・・モーモー、ガーガーetc.様々な動物たちの鳴き声が、続きます。
1.2歳の小さいお子さんなら、ページをめくるたびに現れた動物の鳴き声を言い当てて楽しく展開していくと思いますが、残念ながら3歳半になろうとする娘にはあまり面白くなかったようでした。
娘は小さい頃に、同様おんどりと動物たちの鳴き声で展開されていく絵本「モーっていったのだあれ」を読んで喜んでいた時期があったので、たぶんこのような絵本を楽しむ時期を過ぎてしまっていたのだと思います。
ラストに、めんどりごやをねらって現れたキツネに気付いたおんどりが鳴いて難を逃れるシーンがあり、めんどりはじめ動物たちがおんどりを見直し、その勇姿をたたえます。ほほえましいおはなしです。