「いっこ さんこ」 なかなかよいと思う みんなの声

この方たちのほかの絵本と比べて

少し雰囲気が違うなと感じました。

タイトルのいっこさんこは個数の事です。

一個、三個です。

絵がひとつまたは三つ描かれていて

その横にいっこもしくはさんこと書かれています。

ただそれだけの絵本でした。

色はカラフルでしたが、少し暗い色も多く、

そこが残念でした。

100％ORANGEのコンビによる作品。
題名の通り、一個と三個のアイテムが淡々と登場するシンプルな構成です。
数の絵本としたら、一個と三個だけで物足りないですが、
読み進めていくと変化球もあり、意外に新感覚で心地良いです。
スタイリッシュな絵も色々楽しめそうです。
幼稚園児くらいから、なかなか奥が深いと思います。

すでに文字に親しんでいる幼児には、ちょっと簡単すぎるかな？と思いきや、表紙を見て「おもしろそう！」と食いついてきました。お話が始まると、「いっこ　さんこ」の繰り返しに「見ればわかるでしょ！」と突っ込みながらもゲラゲラ。いろいろなものが「いっこ」描かれ「さんこ」描かれていますが、少しページを進むと、見開きの右ページに「いっこ」、左ページにも「いっこ」。娘は思わず「だまされた〜。」と、またゲラゲラゲラ。絵本で使われている言葉は「いっこ」「さんこ」だけなのに、次は何がくるのかドキドキワクワクのスリルあり。イラストのかわいらしさ、色使いも目を引きます。リズムもよいので赤ちゃんから楽しめそうですが、ちょっと大きくなると楽しめる箇所も増えて、長いこと楽しめる絵本になること間違いなし！

いっこ　さんこ　　そうか　数の絵本なんですねか？
かぼちゃが　いっこ　おやおや　　かぼちゃが　さんこ重なってる〜
２個ではなくて　　なあんだ　かずのえほんで　単純ではないところがおもしろい

ぶたさん　あら　貯金箱？　　　　
すばこに　ことりが　１羽　　　さんこの　すばこには　ことりさんがいないよ
縄の結び目　さんこ　いっこ　構図がおもしろいのと　リズムがあるんです

歌いながら　楽しめる　絵本なんですね

せんたきくバサミ　消しゴム　　なんで　こんなこうずになるのかなあ〜

ラストは　丸いしましまな〜んだ　　　おや　　まる虫なんだ　　これは笑えました

いろんな構図で　いっこ　さんこを　歌いながら　

数の絵本ではなくて　わたべうたのような　絵本に思いました

さあ　子どもの反応は？　いかがでしょうか？




子どもたちの反応は？　　

かぼちゃがいっこ、かぼちゃがさんこ
ぶたがいっこ、さんこ
いろんなものが いっこ さんこ

いっこ、さんこの繰り返しは
なんだかこどもが数を覚えたての時の数えかたみたいで、読んでてたのしくなってきます。
1から10まで まだ数えられないときは 2がぬけたり、7が２回あったり、数がもどってしまったりするんですよね。

繰り返しのリズムに かわいくて分かりやすい絵なので小さな頃から楽しめそうです。

不思議な絵本だなぁ、と思いました。
何が不思議かって…
“にこ”がないこととか、“いっこ　さんこ”以外の言葉がないこととか、
ダンゴムシを○○こ、と数えることとかでしょうか　笑。
それから、音読するとなんだか楽しい気持ちになるのも不思議でした。
いっこ　さんこ　いっこ　さんこ　が
えっさ　ほいさ　えっさ　ほいさ　みたいな　笑。
これはもう理屈抜きで読み手と赤ちゃんが
楽しくなっちゃう絵本なのかもしれません。
そして赤ちゃんはもう少し大きくなったら、
数や描かれている対象を分かっていくんだろうなぁ。
そんなことを考えたりもしました。
それにしても、このリズム。
なかなか頭から離れません　笑。

いっこ　さんこ　と、読んでいきましたが、にこはないんですね。
いっこ　さんこ　いっこ　さんこ…読んでいるとなかなかおもしろいです。
かぼちゃが、ぶたが…いっこ　さんこ。ほかにもとにかく　いっこ　さんこ。
リズムがありますね。
赤ちゃんに読んであげるといいのかなと思いました。

お試しで見つけて、ああ、これだ！
こちらのサイトで、何度も目にしていて
いつのまにか頭に入っていた題名です。
と言うことは、リズミカルで覚えやすいのでしょうね。
それでいっこさんこって何？とページを繰ると
きれいなかぼちゃがいっこ　さんこ　？
うん、どれもいっこさんこでした。
なんで2個はないのかなあ？
かわいいから、リズミカルだから、いいのかな。

タイトル通りに「いっこ」と「さんこ」という文字しか出てきません。

素人の私は、なぜいっことさんこだけなのか？
いっこ、にこ、さんこではないのか？？と思ってしまいましたが、
きっと、作者の思いがあるのだと思います。

そして、読んでいるうちに、なんとなく、繰り返し登場する

いっこ、さんこというフレーズに馴染みが出てきて、楽しくなってきます。

数を数えるという楽しみもありますが、音のリズムを楽しむ絵本でもあると思います。
小さな赤ちゃんを膝に乗せながら、いっこ、さんこ・・の繰り返しのリズムを楽しめば、楽しい気分になりそうです。