「こんにちは、ばいばい」 なかなかよいと思う みんなの声

お母さんとお散歩に出かけたぼく。
誰と出会うのかなと思ったら、人ではなく、いろんな動物と出会います。
ねずみに、ねこに、犬。。。
最後は、長いお鼻の大きな体のあの動物です！！
いろんな動物と出会って、挨拶すれば、みんな仲良し友達です！
挨拶すれば、誰とでも仲良くなれちゃうなと思いました。とっても楽しい気持ちになって、挨拶が自然と身につきそうですね。

森で出会う様々な動物たちに「こんにちは」と「ばいばい」を告げる、という単純なお話。初めは体の一部分だけが見えるので、次はどんな動物が登場するのか、当てながら楽しめます。そして最後に、これまで登場した動物を全て思い出してみるというおまけのクイズ（？）つき。
小さな子供達には楽しいのではないでしょうか。

もうすぐ２歳の息子は、最近あいさつが好きで、この本をとても喜びました。
知っている動物がでてきたり、鳴き声を真似したりしながら動物さんにごあいさつをなんどもなんどもしました。とてもシンプルなのですが、あいさつの繰り返しがとてもよかったです。
息子は最後のページをとじると、えほんにもごあいさつしていましたよ。

ママとぼくがいつものおきまりの散歩にでかけ、色々な動物と遊びます。ぼくもものすごく楽しみにしていますが、動物たちも楽しみ。動物たちは早くぼくと遊びたいのに、前の動物がぼくと遊び終わったのを見計らって出てきます。順番を守る、というルールが暗喩されている感じが気持ちいい。そしてママ。一緒にいて何も言いません。見守っている安心感だけがあり、ぼくは自由になれます。ひとりだと、こんな感じにはなれません。ママの姿勢に感服。しあわせ溢れる絵本です。

挨拶をする喜びや楽しさ、これから大きくなるお子さんがいる方にオススメです。両親と一緒に挨拶の楽しさを勉強し、子供はきっとあいさつの大切さを学べるかと思います。一ページ、一ページめくって行くと、大人も忘れていた、当たり前の挨拶の大切を子供と学べます。お子さんだけではなく、大人もあいさつの発見があります

テーマは挨拶なのかもしれませんが、小さな子どもにとっては、次々と色々な動物が出てくることや、動物の鳴き声などに興味がわくと思います。
先にちょっとシルエットが出ていたりするので、それをヒントに「こんどは　だれかなあ？」と考えるのも楽しめそうです。
最後のクイズ的なページも、面白いと思いました。

男の子とママが歩いていると、いろいろな動物にであいます。リズム感のある文章、声にだして読むと、一緒に歩いているようです。誰かにであったときは「こんにちは」とあいさつすること、くりかえすことで、小さな子どもにもわかりますね。元気な絵が、よかったです