2歳11ヶ月の息子に読んでやりました。電車が好きなので読んでやりましたが、こんなに虫だらけだとは思いませんでした。虫の苦手な私のほうが浮き足立っていましたね・・・。
いもむし列車の仕事ぶりを、駅に止まりながらその駅の特徴と一緒に紹介されていく本です。ブロック団地、モグラ地下街など、ありそうなスポットです。
虫がとにかくたくさんでてきて、詳しくないのでなんともいえませんが、メジャーどころというよりは、地を張っているようなマイナーな虫が多いのでは?その分、私には不気味に写りました。でも、見方を変えると、虫の生態をコミカルに描いたといえば、結構いい線をいっていると思います。
ひとつ面白かったのは、途中でクモに襲われ危機一髪のところを、かみきり戦隊が助けてくれるところ。ちょっと戦隊モノの雰囲気もあり、わらっちゃいました。
息子には、あまり虫という視点はないらしく、列車とその停車駅の町の様子と写ったみたいで、楽しんでいましたよ。最後に車庫にはいって、ダンゴ虫に体を洗われ、寝るところはまさに電車の世界そのもの!
電車が好きな子、虫が好きな子、とにかくどちらでも両方でも好きだったら楽しめる本です。虫が苦手な親御さんはちょっと退くかもしれませんが。