「のんのんばあ カッパの水」 なかなかよいと思う みんなの声

ゲゲゲの鬼太郎他マンガではすっかりお馴染みの水木しげるさんの、スピンオフ作品のような気がしました。
カッパの表情も水木タッチです。
カッパの液体化という発想もすごいけれど、水から復活するカッパの生命力もすごいと思います。
読み聞かせには難しそうなことが残念です。

主人公の男の子と近くに住むおばあさんと河童の間で起こった不思議な体験が描かれている。話の運び方や出てくる登場人物などがリアルなので本当に起こりそうな話の様に子供は感じていてみるみる話に引き込まれていました。最近では「近所に住むおばあさん」と親しくするということも段々少なくなってきていますが、この本を読むとおばあさんとかの言うことはやっぱりきかなきゃな！と思わされる一冊です。

ゲゲゲの鬼太郎にはまっている息子は、水木さんの挿絵というだけで大喜び。
図書館でみつけて、早速読み出していました♪
カラーページの挿絵は、いかにも水木さんといった感じで、
よくみるとカタツムリやら、てんとうむしなどなどいって、
息子君はそのあたりとっても気に入っていました♪

　ゲゲゲの鬼太郎が大好きで、水木しげるさんの大好きな子どもたちに大人気の絵本です。

　以前読んだ水木さんの作品は、長くて読むこちらがしんどかったのですが、そんなことおかまいなしで子どもは夢中で聞いていました。こののんのんばあは、絵本として水木ワールドへの入門書？みたいな感じですね。

　のんのんばあの言いつけを守らずに、かっぱ水を川に捨てた三平は念願のかっぱに会えて遊べたのですが、かっぱの仲間にされました。さーて、このかっぱたちをどうするかというと、それはみてのお楽しみです。しかし、こののんのんばあって、いったい何者でしょうか？昔々に、実際こんなことがあったんだろうなと思わせてしまうところがすごいです。
　
　ポプラ社から出ている水木しげるさんの作品で、水木ワールドにはまった息子たち。絵は、すごくおどろおどろしいのですが、それが返って子どもたちをひきつけているのかな？

おばあちゃんの言いつけを守らなきゃ。
つぼに入った水を川に流すと、カッパになる。
三太がやっちゃった。
興味だけではダメだよ。
と思わせる本です。
水木さんの絵が、いいですね。親子ではまれました。
カッパは、人間にとって、悪い事をする。
三太も、カッパにされたしまう。
結局、のんのんばあの大活躍で、元にもどれる、お話です。