「はやくかえってこないかな」 なかなかよいと思う みんなの声

お父さんを待つ子供の気持ちや表情が
とても丁寧に描かれてあり
愛情いっぱいの家族なんだなーと思いました。
この文章ではパパ、ママとでてくるので
息子が初めてパパといいました。
パッパ、パッパ、と言っているので何かなと思ったら
お父さんのことを呼んでいます。

ケーキが顔になっていくのも楽しいし
最後、お父さんに会えたときの子供の顔が素敵です。

本屋で見かけて「ちょっとだけ」の鈴木永子さんの絵本だ！と思い、思わず手にとりました。

パパの誕生日にママと一緒にケーキを作って、パパの帰りを待っているのですが、待ちきれずにケーキを食べてしまうもみちゃん。
でも、木の実や葉っぱで可愛く飾り付けをして、パパの帰りを迎えるお話です。

ケーキはかぼちゃのケーキで、それに木の実や葉っぱを飾りつけて・・
季節感たっぷりのケーキがとても素敵です。
それに、もみちゃんがケーキを食べてしまう場面はとっても可愛くて、ほほえましいです。

鈴木永子さんの優しい絵がぴったりあっていて、あたたかい気持ちになりました。

こどものともが好きなのでこの絵本を選びました。表紙の主人公が一点を見つめている様子がとても愛らしかったです。主人公が大好きなお父さんのために精一杯の力を使ってケーキを作る場面に感動しました。ケーキのデコレーションが刻々と変化していく様子にも息をのみました。何歳になっても誕生日は祝いたいな！と思える絵本でした。

パパの誕生日に、もみちゃんがケーキ作りをするお話です。

パパがなかなか帰ってこず、待ちきれずにつまみ食いをするもみちゃん。
ケーキが穴だらけになってしまい、なんとか直そうと木の葉や木の実を乗せます。

パパの帰りを楽しみに待つもみちゃんの姿が可愛らしく描かれています。

そして、つまみ食いを怒らずに良い言葉掛けをするママの姿には感激しました。
ママの一言のお陰で、とっても素敵なケーキが出来上がります。

裏表紙で照れ笑いするパパと、嬉しそうなもみちゃんの表情がいいですね（笑）

もみちゃんにしか作れない、たった一つの大事なケーキ作りの物語です☆

パパのためにケーキを用意して待つ女の子のお話です。
待ちきれなくて、ついついつまみ食いしてしまうところが微笑ましいです。
そして、表紙のタイトルの文字が、子供が書いたようなつたない筆跡でかわいかったです。凝ってますね。
パパが照れながら喜ぶ顔を見るもみちゃんのお顔、たまらなくいいですね。

「ちょっとだけ」の絵本が大好きな娘。その絵を担当されていた鈴木永子さんの作品です。絵を見ただけで「ちょっとだけ」の人でしょう！とすぐにいうぐらいこの絵本の主人公のもみちゃんは似てます。かわいいですよ。本文中にもちょっとだけという文章が出てくるのが嬉しかったようです。お父さんのためにかぼちゃケーキを焼いたもみちゃんとお母さん。そこでつまみ食いしてもどんぐりをケーキにのせても怒らないお母さんが偉いです。私ならどんぐりを乗せないで〜と叫んでいそうです。読んでいてちょっと反省しました。温かな気持ちになれる絵本です。秋から冬に読むのが最適です。

「ちょっとだけ」の鈴木永子さんの作品です。前作同様、絵は丁寧でもみちゃんの仕草も表情も豊かで、とても親しみやすい内容です。
１冊の絵本の中に、からすうりやのぶどう、どんぐりやまつぼっくり、そして夜のぼたん雪などが描かれていて、晩秋から冬への移り変わりが一日の中の出来事として体験出来ます。

仲良しの家族のお話しは、読んでいて心が温まりますが、世の中にはこういう経験をすることなく、成長する子どもがたくさんいることを考えると、どう読んだらいいのか…、最近の数々の出来事から、考えてしまいます。もみちゃんの体験をすべての子ども達に味わってほしいと、真剣に願う今日このごろです。