「おはなしのたからばこワイド愛蔵版(18) 絵すがた女房」 なかなかよいと思う みんなの声

誰をも魅了してしまう「おはな」が、見た目だけでなく、好きな人を一途に思い、かしこい子というのに感心します。
知恵をはたらかせて幸せを得る絵本って、読んだ後とてもすっきりして、大逆転が楽しいので好きですね。

とってもかわいいお嫁さんから離れたくなくて、仕事も手につかない旦那様。現実にそんな夫がいたらお尻をたたいて働かせたくなりそうですが、この嫁さまはいつもニコニコ。お互いがとっても幸せそうで、お互いが思い合っているのが伝わってきます。
昔話ならではの理不尽な展開がありますが、最後は嫁さまの知恵でハッピーエンド。笑顔は幸せを呼ぶのだなと思わせてくれるお話でした。

もうなんといっても、あたたかい！そんな絵本です。
これだけ大好きな人がいたら人生、幸せでしょうねえ。
いっしょに読んでいた娘も、「大好きで大好きでたまらないんだね」なんて大人っぽいことを言っていました。
落語絵本のような感じもしますが違うのかしら？
こういう絵本も楽しくていいですね。

昔話のままの絵本でよかった。

でも、実際にこんなに妻に呆けたまま仕事をしない男がきたら、とっても迷惑でしょうね。

でも夫婦仲が良くて、そこは素晴らしいです。

殿様はいけない！とわが子が文句を言っていました。そうそう、そんなことしたらいけないですね。

男の人の情けない部分をよく表現していて面白いと思いました。
美人のお嫁さんを持つとどうしても、そうなってしまうんでしょうか。
わからなくもない気もしますが、仕事にもならないほどだと困ってしまいますね。
楽しく、そしてユーモアも有ってなかなか良かったです。

嫁に夢中で仕事をしなくなった旦那（嫁に嫌われるぞ、笑）のために嫁の絵を用意して、それが発端となり・・・。
よく知られた民話だと思います。絵本によって多少の違いはあるものの楽しく読めます。
それにしても、話だけなら可愛いんだけど、実際にこんな旦那は嫌だなぁ。

全ページためしよみで読みました。

表紙の絵を裏切らない可愛らしく、ハッピーエンドなお話し。
とても読みやすく、わがままな殿様も憎めない、良い絵本ですね。
３歳の息子でも最後まで聞いていられそうなお話なので、読んであげようと思います。

記憶にある「絵姿女房」のお話の印象よりも、明るくてコミカルな感じがしました。
絵も文章も楽しいお話なので、子どもにはウケると思います。
読み終わった時に、思わずにやにやしながら、「めでたし、めでたし」と言いたくなりました。

あまりにかわいい女房をもらったばかりに
働きに出ないので、
絵に描いてそれを持って畑に出て
働くようになった男…って、
ダメ男だ〜〜〜！！（笑）
そして、ラストのオチ、
女房はかわいい顔して
結構おそろしいことをやってのけちゃうんです。
悪女です。
でも、最終的になんだかよくわからない
民話だったな〜という感想でした。

この民話には悪意がなくてすごいいいですね。私も表紙のおはなの絵に思わず、かわいいな〜と思ってしまいました。笑顔が素敵な女の人ってやっぱりいつの時代にももてるものなんですね。殿様なんて誰がなったって同じというフレーズに思わず笑っちゃいました。そうだといいんですけれどね〜。でも、二人が幸せな結末を迎えて、こちらまでほっこりとした気持ちになりました。めでたしめでたし。