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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

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ジェインのもうふなかなかよいと思う みんなの声

ジェインのもうふ 作:アーサー・ミラー
絵:アル・パーカー
訳:厨川 圭子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1971年03月
ISBN:9784034042304
評価スコア 4.79
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  • 子供の成長

    6才の我が子にもお気に入りの毛布があるので、ジェインの名前や「モーモー」をそれぞれ、我が子のそれに置き換えて読みました。

    私はあえて毛布を卒業させなくてもいいかな、と思っているので、この本を読むことで「卒業しなくちゃ」と思わないか少し心配でしたが、そんな風には思わなかったようで安心しました(笑)
    ジェインの毛布ほどにはボロボロになっていないせいかな?

    我が子もいつかお気に入りの毛布を探さない日がくるのでしょう。
    喜ぶべき成長ですが、さみしいような。
    毛布を捨てられないのは母親である私かもしれませんね。笑

    投稿日:2020/07/18

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  • 大好きなもうふ

    ジェインという女の子には、赤ちゃんのころから大好きなピンクでふんわりしているあったかい毛布があります。
    いつでもどこでも一緒の毛布。
    ミルクを飲むときもお昼ねをするときも遊ぶときもいつも一緒です。
    どんどん大きくなってくるジェインとともに、毛布もどんどんボロボロになっていきます。
    それでも「あたしのもーもがほしいのよー」と。
    どんどんちぎれてしまって、ちっぽけな毛布になりました。

    うちの娘もいつも昼寝で使っていた毛布があります。
    遊ぶときにもお人形にかけてあげたり、アンパンマンのマントにしたり。
    子供の時には毛布が落ち着くのでしょうか。
    いつの間にか使わなくなってしまった毛布。
    少しさびしい気もしますが、成長を感じます。

    とても暖かい絵本だな、と思いました。

    投稿日:2015/06/26

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  • さびしいけど、うれしい

    ジェインは自分が赤ちゃんのときから使用していた「ピンクのもうふ」だ代のお気に入り
    成長してもうふがぼろぼろになっても手放すことができません
    こんな思い、大人は忘れてしまったかもしれませんが、幼い頃経験した人はたくさんいるのではないでしょうか・・・
    お気に入りのタオルとか、今だに幼稚園に持ってくる子どももいます
    このお話は時間をジェインの成長に合わせてゆっくりゆっくり進んでいきます
    そこが少しずつ赤ちゃんから幼児へ、幼児から小学生へと自分を見つめる時間と重なります
    お気に入りのもうふが、すべてことりの「巣」になったときに「ちょっぴりさびしいけど・・・・・・うれしい」という表現がしっくり来ました
    小学校低学年からお勧めです

    投稿日:2012/07/23

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  • 共感

    • ちょてぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子10歳、女の子6歳

    我が子も、この本の主人公のように赤ちゃんの頃使っていたタオルケットを肌身離さず持っていた時期がありました。新しい物よりも赤ちゃんの頃からの使い古した物の方が安心感があるにおいや肌触りがして好きだったので、とても共感してしまいました。主人公が成長していく様に感動しました。うちの子もすっかりあの頃のタオルケットとさよならしたけれど、とても懐かしく思います。

    投稿日:2012/02/29

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  • 意外な展開。

    昨日の夜、3人の子供たちに読み聞かせをしました。
    少し長めだったので、2日か3日に分けて読んであげようと思っていましたが、昨日一日で読んじゃいました^^
    我が家の3人はジェインの毛布のような存在のものはありませんでした。そういうものがある子、またはその親御さんが読むと
    もっともっと楽しめる本だろうなと思います。
    でもうちの末っ子はこれくらい絵が少ないとすぐに寝ちゃうんですが、
    昨日は最後まで聞いていてくれました。
    それがわたしはすごくうれしく思いました。
    小学生低学年なら自分で十分読めると思いますが、
    わたしは読み聞かせをお勧めします。

    投稿日:2011/05/05

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  • なつかしい

    ピンクの毛布を、もーもーと呼んで、大事にするジェイン。
    これがないと眠れない、そんなものを持っていた方も多いのではないのでしょうか。私も、そんな一品を思い出しながら読みました。
    大事な大事なもうふ。でも、それが少しずつほつれていって・・・
    大切なものを手放し、でもそれと同時にぐぐんと成長するジェイン。あったかい気持ちになりながら読みました。

    投稿日:2007/02/21

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  • とってもかわいいです!

    私も同じように大好きな毛布がありました!
    だんだん小さくなっていく毛布とともにジェインも気持ちがお姉ちゃんになっていく様子がなんだかかわいくてとても好きです。

    投稿日:2006/02/20

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  • 優しい気持ちになれます

    長女にもこの”毛布”なるものがありました。もう破れてそこから足や手がニョキッと出るくらいです。夏も汗だくでくるまっていました。もちろん、どこかへお泊まりするときは必ず持っていきました。
    今もこの毛布はあります。でも、今はもう毛布なしでも大丈夫。これからは次女がこの毛布の持ち主となりつつあります。
    ジェインが最後に”小鳥さんのために”毛布を譲ってあげたように、寝ている次女にそっと毛布を掛けてあげる長女を見るにつけ、日頃の子どもへのいらだちを忘れて優しい気持ちになれます。長女ももう少ししたら、自分と重ね合わせたり、譲れない気持ちと葛藤しながら読んでくれるかな、優しい気持ちになれるかな、と思いながら時々読んでいます。
    男の子・女の子、子ども・大人問わず、あのころの気持ちを思いだして柔らかく切ない気持ちになれるおすすめ本です。

    投稿日:2004/11/27

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