「サボテンたちのゆきあそび」 なかなかよいと思う みんなの声

サボテンと雪遊びという、ありえない組み合わせですよね。
読み始める前から、「これは、面白そうだぞ」とワクワクしました。
サボテンが土から出て根っこで歩く様子は、宇宙人？に見えたりもしました。
しもやけの結末には、やっぱりねー。

サボテンと雪、全く接点のないような２つ。温室育ちのサボテンたちは初体験の雪に大喜びで遊びます。我が家の地域も、雪が降っても積もることはほとんどありません。なので、サボテンたちの雪遊びの様子に興味津々。
ちょうど、少し雪が降った日に読んだので、積もったら良かったのに、と残念そうでした。
一度、サボテンたちのように楽しい雪遊びを経験させてやりたいと思いました。

楽しい雪の絵本をさがしていたら出会った絵本です。

マルティは頭が冷たくて目が覚めました。
外は雪景色、サボテンたちの雪遊びが始まります♪

初めて見る雪に、無邪気に遊ぶサボテンたち
ゆきだるまに雪合戦、そり滑り
大勢でワイワイととても楽しそうです〜♪

ところで、サボテンのしもやけって本当に治るの？！

温室育ちのサボテンたちが雪遊び〜？！（笑）
この、ミスマッチ感がたまらないですね〜！

作者の川端誠さんは、我が上越（＝雪国）出身の誇るべき絵本作家さんですからね〜！
やっぱり、マルティ（正式名称＝エキノプシス・マルティプレックス。舌もつれます〜！爆）たちに、雪遊びさせてやりたかったのでしょうね〜？！（笑）

沖縄在住のかおりせんせいも書かれてましたが、きっと、雪に触れたことがない子どもたちも、初めて雪を見たら、マルティたちのような反応（大はしゃぎ）をするのでしょうね〜？！

サボテンたちの作った雪だるまが、なんとも言えず、かわいらしいです♪
緑のサボテンと、白い雪という、色のコントラストもきれいです。

こちらは、あと１か月もすれば、雪景色かな〜？！
サボテンたちのように、毎日雪遊びができる、子どもたちは大喜びですが、雪かきをしなければならない大人たちは、ほどほどの降りがいいな〜と、願ってます（苦笑）。

川端さんの絵はいつもとてもリアルでサボテンたちの姿が生き生きと描写され
ぜったいにありえない南国の国の植物サボテンと雪の組み合わせがおもしろいです。
そりで遊ぶ姿を見て、子供たちも思わず雪遊びがはじめたくなるような絵本です。

落語シリーズや風来坊シリーズで大好きな川端さんの作品とあっては、読まずにはいられません。

それが、サボテンが主人公とは。まんまるな目とにかっと笑っているような口が愛くるしい絵でした。そして、雪遊びですよ。雪合戦やそり遊び、雪だるまもつくって、なんと楽しそうなのでしょう。それにしても、サボテンがこんなに寒いおもいをしてもいいのでしょうか。枯れちゃうんじゃあないかしら？結果は読んでみてのお楽しみ。