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新装版 ゆきのひなかなかよいと思う みんなの声

新装版 ゆきのひ 作・絵:佐々木潔
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2002年
ISBN:9784061322615
評価スコア 4.33
評価ランキング 15,450
みんなの声 総数 11
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  • 静かな駅

    「文字がない絵本なんて、どうやって読んだらいいの」と
    あまり乗り気でない娘の隣で、夫が萌えていました(鉄ヲタ)。
    私も文字がない絵本はわりと苦手ではあるのですが、のんびり
    と、静かに眺めました。雪の日ってほんとに静かなんですよねえ。
    世界中の音が消える感じ。たとえ駅でも。
    夜になってあかりが灯る感じや、雪がやんで、でも雪景色だから
    すごく明るい夜って感じが(蛍の光窓の雪ですものね)とっても
    素敵でした。

    投稿日:2014/11/18

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  • アレンジ自由

    • みるぴんさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子1歳

    字の無い絵本です。
    雪の日の駅の1日が描かれています。
    電車が大好きな息子は、電車がやってくるページになると
    「ガタンゴトン」と言って夢中で見ています。
    字が無いので、私が「駅長さんがいるね〜」とか「電車が来たよ」
    等、自由に話しかけています。
    そのおかげで、他の本では飽きやすく中々最後まで読み切れない息子も
    最後まで集中して読むことができました。

    投稿日:2011/06/03

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  • ゆきのひ、じっと見てみたいです。

    • まゆしおんさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子8歳、男の子6歳

    文章のないページに子供がいつの間にか、駅員さんの目線で
    読んでいました。
    ページを追うごとに空の色が変わり、雪の降り様も変化して、
    駅員さんの動きも変わり、夜になり、駅には明かりがともった…。
    そう、時間は流れゆくものだけど、それを一瞬でも忘れていました。
    また聞きたい、子供が何を口ずさんでくれるか…。

    投稿日:2010/01/15

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  • 田舎の駅の日常の細密画

    田舎の駅のありふれた日常を描いています。その描き方にとても細かい配慮があります。雪の日であることが、さらに膨らみを見せてくれました。
    言葉なしの絵本だから見る側に任されている部分が多いのですが、同じ佐々木潔の『なつのおわりのうみは…』に比べると、ディテールへのこだわりが多いだけに淡々とし過ぎているように思いました。
    田舎の駅。
    今ではあまり見かけないタブレット方式。
    単線で、上り下りの入れ替わりのある駅。
    この駅員さんは、雪かきをしたり、通る列車のタブレットを交換したり(タブレットの色が変わっているところがポイント)、客車に乗る人たちと話したり、貨物車の荷物の受け渡しをしたり、合間には駅舎の中で何かしている様子まで見せてくれます。
    朝早くから夜遅くまで働いているので(駅舎の中の姿も見せてくれます)、ひょっとするとこの駅舎で生活していたりするのでしょうか?
    駅名をさりげなく隠れるようにしているのですが、いろいろと細かい配慮があって、間違い探し状態になってしまう可能性もある絵本です。
    言葉のない絵本ですが、ぬくもりを感じる絵本。
    ですが、『なつのおわりのうみは…』で感じた心の描写に対して、淡々としている分余韻が少し少なかった分星ひとつ減らしました。
    佐々木さん、ごめんなさい。

    投稿日:2009/12/16

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  • 挿絵が語る

    文字が一切ない絵本です。
    ある雪の日のある駅の一日を描いています。

    絵が語るということはこういうことなのかなあ?
    というくらい、シーンとしずまりかえった雪の朝。
    雪の音が絵本の中から聞こえてくるのでは?
    という錯覚を覚えるような絵本でした。

    1日を通して、たぶんこの駅には色々な音・出会いがあるんだろうなあ。
    雪が降っていようがいなかろうが、日々の日常ってまさにこんな感じなんだろうなあと感じる絵本でした。

    自分でお話を作るのもいいし、
    ただ挿絵を眺めるのもいいし、
    文章がない分色々な楽しみができるのではないかと思います♪

    投稿日:2008/05/01

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  • ゆきのひは、しずか。

     ゆきは、いつのまにか降っている。降り始めると、どんどんつもる。あっという間に一面真っ白になる。
     そして、いつのまにか、街は静かになっている。雪は、音さえもきれいにその白の中に取り込んでしまう。聞こえてくるのは、時たま通る車が雪を踏みしめる音。チェーンの音。電線に積もった雪の落ちる音。
     私の住んでいる地方は、雪は年に1、2回しか降りません。きっと雪国の人とは、雪に対する感じ方は違うと思います。でも、この本は、雪が降っているときの「音」までもあらわしているなあと感じました。

    投稿日:2005/01/23

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