ぷっくり ぽっこり(偕成社)
穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!
どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
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10件見つかりました
初めて絵本を開いた瞬間、5歳の娘は「かわい〜!」と一言。 とにかくレモンちゃんをはじめ出てくる子達がみんな個性的で可愛いです。 そして途中で薬味兄さんたちが出てきたところで親子で大笑い。 最後はほっこり心があたたかくなりました。 年中さんの娘は保育園でお友達に「仲間に入れて」と声を掛けても入れてもらえなかったりちょうどそんな悩みが出てきたところだったので、レモンちゃんの気持ちがよくわかるようでした。 「仲間はずれされたら悲しいね」「意地悪してしまったけどごめんねって言って仲直りできたね」と楽しく絵本を読みながらお友達との関わり合いを考えることができました。 私が読んであげた後、自分でも絵本をじっくり眺めて「ママ〜!ちょうちょさんがキウイだよ」「このお花もフルーツ?」など色々と発見をして教えてくれます。読むたびに新たな発見があって楽しいです。 私は妖怪がやられた時の一言がツボでした。 可愛いだけじゃなくて男の子の喜びそうなヒーローも出てくるので、保育園に持って行って読み聞かせしてもらおうかなと思っています。
投稿日:2017/11/16
レモンちゃんの無垢なキャラクターと、それを品種差別的な言葉で除け者にする 果物と野菜たち。 昨今の低年齢化するいじめの現実を、とても可愛らしいファンシーな絵柄で描かれています。 主人公(レモンちゃん)が果物でも野菜でもなく‘薬味’に受け入れられることにより、 自分の存在意義や自信を見出し、かつて自分をいじめた皆の前に正義の味方となり登場する。 そしてヒーローとなり仲間達と共に、いじめっ子達の窮地を助ける。 これを機に、いじめっ子たちも主人公を認め、謝罪し、和が起こる。 おそらく幼児〜低学年向けの作品だと思われますが、根底にあるテーマと絵柄の対比 そしてストーリー展開が本当にお見事! 他の方のレビューにもありますが、背景のお花や昆虫たちも凝って描かれていますし、 一見女の子向けの絵柄ではあるものの、男の子も大喜びする戦隊ヒーロー設定もあり。 「お花が●●だ!」「蝶々は●●になってるよ!」等と和気藹々とした探しっこゲームもでき、 息子にも、小学校低学年を対象とした読み聞かせ活動でも、大好評。 ちゃんと「意地悪してひどい」「レモンちゃんかわいそう」というような、 しっかりした理解による反応も得られました。 笑いもあり、尚且ついじめっ子にとっては自戒するであろう場面も。 身近な子供たちの暴力性や陰湿さは、近年叫ばれる発達障害以上に、 愛情不足から来る愛着障害や人格障害的な側面が目立つように日々感じています。 そんな中で、僅かでも何か‘良い引っ掛かり’を残してくれそうな貴重な絵本です。 秀逸だなと感じたのは最後のページでの謝罪。 元いじめっ子たちが「●●だから意地悪をしてしまった」という本音まで吐露し、 判り易く主人公の尊厳に触れています。 いじめや差別に対して気付きを与える。 楽しませ、笑いも促す。 作家さんのお人柄か、良い意味で計算し尽しておられるのか。 これ以上ないバランスの絵本ではないでしょうか。 多くの用途と意図に対応できる作品。 ★10個つけたいくらいです。
投稿日:2018/10/12
キュートなレモンちゃんの造形に、やはり魅せられました。 レモンちゃんがお友だちを探すストーリーです。 いわゆる、アイデンティティ探しでしょうか。 意外にも、酸っぱいという理由で、果物からも疎外され、 もちろん野菜でもなく、行きついたのは、薬味! わさびやショウガ、唐辛子といったイカツイ面々にびっくりですが、 ハートは温かいようですね。 後半は、そんな薬味たちが大活躍なのです。 これはうれしい展開です。 薬味へのイメージ一新といったところでしょうか。 もちろん、仲直りの大団円。 レモンに愛着がわきそうです。 幼稚園児くらいから共感してくれると思います。
投稿日:2018/02/11
レモンちゃんは、おいしいもりに、お友達を探しにきました。ところが、くだものと野菜たちからは、仲間ではないと言われてしまいます。仕方なく、言われた通りに薬味のところに行ったレモンちゃんでしたが…。可愛いレモンちゃんが、サングラスを付け、勇敢に悪と闘う頼もしいレモンちゃんに変化する様子に娘もページを見返して、楽しんでいました。ページの中のお花や虫たちが果物や野菜の一部でそれらを見つけるのも楽しいです。
投稿日:2021/01/11
背景もなにもかもかわいいに溢れています。 キャラクターもすべてかわいい! ただかわいいだけでなく、おともだちとの関わりかた、年上の助けてくれるタイミング、みんなで仲良く生活する上で必要な優しさや協調性を自然に学べる一冊でもあります。
投稿日:2020/02/11
レモンちゃん。なんて可愛い響きなんでしょう。 イラストもとっても可愛いし、女の子受けしそうな感じ。レモン効果からか爽やかでフレッシュな印象を受けました。 でも、この絵本、ただの可愛い絵本ではなくしっかりと食育にも繋がっています。 レモンって、食事の中でも主役ではないけれど、香りで人の心を癒したり、更に味に変化をつけたり・・様々な効果があります。 そんなレモンちゃんは、くだものさんたちにも仲間ではないと言われ、野菜にも仲間ではないと言われ・・怖そうなやくみさんたちのところにまで行きます。 この薬味3人組!面白くて絵本の要となる存在です。サングラスなんてかけて厳つくて、存在感があります。 薬味レンジャーの活躍で悪者も退治出来てやれやれ。 最後はみんながレモンちゃんに謝ってめでたしめでたし仲良くハッピーエンドで良かったです。 個人的にはこの可愛いイラストが好みです!
投稿日:2017/12/28
レモンちゃんはグループにいれてもらえずに いじめっ子の本なのかしら?と思っていると、、、 こわそうなサングラスのグループは、実は正義の味方 かっこいい薬味レンジャーでした。 わさびのお兄さんは、特に高価そうで目を引きます(笑) レモンちゃん、仲間が見つかってよかったです。 いやなようかいたちとの対決の時は レモンちゃんも赤いサングラスでさっそうとしています。 食べ物のグループもわかって 薬味の役割もわかって面白いです。 薬味好きだからか、とても楽しく読めました。
投稿日:2017/11/23
レモンちゃんがとってもかわいくて、最初から子どもがワクワクして聞いていました。 「レモンは果物のなかまじゃないわ!」と、とってもいじわるな顔で仲間外れにしてくるりんご、もも、バナナちゃん。「おかずじゃないから、野菜でもないよ」と怒る大根たち。 なんていじわる…と悲しい気持ちになったら、登場するやくみレンジャー。 レモンちゃんは、食べ物を腐らないようにさせるやくみの仲間だったんですね。 レモンは野菜?果物?と考えながら進んでいたので、新しいジャンルにびっくり。 薬味の役割とか、楽しくちょっとお勉強にもなり、おもしろかったです。
7歳小学校1年生の娘が一人読みしました。 主人公のレモンちゃん以外にもいくつかの果物や野菜そして薬味が出てきます。 イラストの下に名前が書いてあるのもよかったです。 仲間はずれにされてしまったレモンちゃんですが,思わぬパワーで活躍し最後はみんなみんな仲良しになります。 すっかり同じではなくてもそれぞれに良い面があり,それを認めるとこってとても大切なのだな〜と思える絵本です。幼稚園や小学校など集団生活をしているお子さんは共感し学ぶことがある絵本ではないでしょうか。
投稿日:2017/11/19
全頁試し読みで読みました。レモンちゃんの「なかまにいーれーて!」に、りんごちゃん・ももちゃん・バナナくんは、「わたしたちは、あま〜いのよ!」のりんごちゃんの発言に、その後の意地悪な発言には、ももちゃん・バナナくんはそんな感じでもないのでは?と、思いました。格好は、やくみくんたちは不良っぽくみえましたが、りんごちゃん・ももちゃん・バナナくん・野菜たちを悪者から救って、レモンちゃんも薬味の仲間に入れてもらえて見掛けで判断してはいけないなあと思いました。最後に、「意地悪してごめんね」「かわいいから やきもちやいちゃった」に、レモンちゃん許して仲良く遊んでたのがよかったです。ちょっと気になる仲間はずれでした。
投稿日:2017/11/21
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