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なずず このっぺ?自信を持っておすすめしたい みんなの声

なずず このっぺ? 作:カーソン・エリス
訳:アーサー・ビナード
出版社:フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2017年11月23日
ISBN:9784577045855
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,706
みんなの声 総数 21
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  • 想像するのが楽しい

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子7歳、女の子5歳

    なずずこのっぺ?わぱどがららん。1ページ目からん?ってなりました。最初は意味分からん〜読みにくい〜と不評でしたが、そのうち絵からストーリーを創造してこれ「どっかいけや」って言ってるんや!と解読していくことを楽しんでいました。こっそりとミノムシが成長していたのがまた興味深くて、何度かページをめくっては楽しんでいる様子でした。

    投稿日:2018/12/03

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  • なずず フンクレガ?

     この夏の青少年読書感想文全国コンクールの「課題図書」の一冊で、小学校低学年の部で選ばれています。
     それにしても、全部「昆虫語」で書かれているのですから、読んだ子供たちはどんな感想を持ったのでしょう。

      「昆虫語」というのはもちろんオリジナル言語で、タイトルの「なずず このっぺ?」とは多分「これはなんでしょう?」という意味らしい。
     ちなみにこの本の原題は「Du Iz Tak?」で、そもそもこれからして何語かわからない。
     これを訳したのが、アメリカ生まれのアーサー・ビナードさん。日本が大好きなアメリカ人だ。
     もしかすると子供たちには「昆虫語」はスルリと体に入ってくる言語かもしれず、自身が大人、しかも割と年をとった、であることで、子供時代にはわかっていた「昆虫語」の知識をなくしてしまったのではないかと心配になる。

     だったら、絵本に登場する虫たちの表情や、そもそも正体不明の植物の生長する姿を見ながら、推測するしかない。
     感性で読めないところが残念だ。

     しかし、子供たち。
     おじさんに教えてくれないかい。
     「フンクレガ」ってなんのこと?
     つまりは「なずず フンクレガ?」(これが「昆虫語」の文法に合っているかはわからないが)
     でも、もし子供たちが「昆虫語」で読書感想文を書いたら、先生はどうするのかな。

    投稿日:2018/09/09

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  • 言葉獲得術

    2018年度読書感想文コンクール小学校低学年課題図書。
    『Du Iz Tak?』が原題。
    英語圏の方の作品ですが、英語ではありませんね(笑)
    どうやら昆虫語のようです。
    訳出は、日本語の詩作もされるアーサー・ビナードさん。
    ???の題名から、興味津々で期待大です。
    どうやら、芽吹いた植物をめぐって、昆虫たちが議論しているようですね。
    絵本ならではの表現力で、物語を提示し、昆虫たちの会話まで浮かび上がらせます。
    刻々と時の流れも浮かび上がらせる画力に脱帽です。
    しっかりと読み取りましょう。
    そして、渾身の訳文に拍手!
    ほら、あなたにもきっと解読できますよ。
    そう、一種の言葉獲得術を体感できる、でしょうか。
    これは、体感するしかありません。
    以上、じゃじゃこん!

    投稿日:2018/05/28

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  • 不思議で魅力的な昆虫語

    世にも不思議な「昆虫語」で書かれた絵本でした。
    何一つわかる文章がないにもかかわらず、何かが伝わってくるところがすごかったです。
    また、「昆虫語」の語感はとても良く、真似をして発音したくなる魅力的な言葉でした。

    投稿日:2022/07/21

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  • 昆虫世界に迷い込む

    不思議なタイトルが気になり、読んでみたくなりました。
    「なずずこのっぺ?」は、昆虫語で「これ何?」ということらしい。「ぶんばぼん」「わっぱどがららん」交わされている言葉は全く意味不明なのに、イラストを見ていると、なんとなく理解できたような、できないような……。
    でも訳分からずに「なずずこのっぺ?」と声に出して繰り返していると、なんだか自分が昆虫世界に迷い込んだような感覚に陥りました。
    おしゃれなイラストなので、眺めているだけでも楽しいです。

    投稿日:2022/05/10

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  • 昆虫語でかかれた不思議なストーリー。
    初めて読むと、苦労しますが2度目、3度目と読むと、
    何となくシーンや表情からこう言う意味かな?
    と推測がつき、不思議と役になりきって読み聞かせできちゃいます。

    初めて外国語を外国の方の口から聞いた時を
    思い出しました。

    表情や情景を読み取る練習になり
    小さな子にもオススメです。

    投稿日:2022/02/17

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  • 6歳の娘と読みました。最初のページから意味の分からない昆虫語で始まり最後まで翻訳されることもないまま昆虫語で続いていきます。

    読み方もイントネーションもよく分かりませんが、絵を見ながら読んでいるうちに不思議となんとなく分かってきたり、娘と一緒に「こういう意味じゃない?」などと言い合ったりして、これは新しい絵本の楽しみ方だなと思いました。

    同じ言葉が出てきた時は前のページに戻って確かめてみたり、娘も興味深そうに昆虫語を解読していました。翻訳があったらよかったな〜とも思いましたが、どこまでも想像の世界で終わるところがきっとこの絵本の醍醐味なのでしょう。年齢問わず楽しめると思います。

    投稿日:2021/09/28

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  • 虫たちが主人公。
    固定された画角で絵だけが変わって進んでいく。
    文も(タイトルのような)意味不明な言葉だけで話が進んでいきます。

    虫たちが何を話してるのか、どういうシチュエーションなのか、説明がないので、想像力に集中しなくてはいけない構造になっていると思います。
    絵もキレイなので、大人もじっくり見入ってしまいます。

    投稿日:2020/11/03

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  • なずず

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    「なずず このっぺ?」の内容が面白かったのか、
    響きが面白かったのか、
    子どもたちは絵本を見るたびなずず このっぺ?に、
    「なずず このっぺ?」と言い、
    ついつい私も「なずず このっぺ?」と言い返し、
    この言葉だけで数分会話し楽しんでいます(笑)

    子どもにとっては英語もきっとこんな風に聞こえているのでしょうが、
    その中から法則性やこんなことを言っているんだろうなと
    推測していく力をつけさせるうえでも
    この虫語の絵本は面白いと思います。

    投稿日:2019/09/17

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  • ひらがなで書かれてはいるけれど、日本語が一つも出てきません。
    でも、犬も英語で鳴くときは”Bow-wow“、日本語では「ワンワン」ですよね。
    いったいこの絵本が、英語でどのように書かれているかは一度見てみたいものですが、英語の昆虫語なのでしょう。それが日本語の語感で見事に訳されています。
    意味をなさない文字の羅列でありながら、声を出して読んだ時の音の響きで虫たちの会話や表情が生き生きと伝わってきます。
    精緻で美しい絵を見るだけでストーリーがだいたい分かりますが、この昆虫語があるからこそ虫たちの世界を感じることができるのだと思います。

    投稿日:2019/08/16

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