「パンダのシズカくん」の続編です。
今回のシズカくんは甥っ子のお出迎えということもあり、パンツ姿ではなく、しっかり赤いネクタイをしています。
最初のシーンでの女の子のセリフをよく考えてみると、やっぱり街中に「パンダが普通にいること」は不思議なことなんだろうな。と、推察できます。それでもやっぱりシズカくんは人と同じようにどこかの町で暮らしているんですね〜。
(日本で言ったらドラえもんみたいなものかな?)
さて、今回はシズカくんの甥っ子のクーちゃんが遊びに来るお話です。
クーちゃんの特技は『俳句』だそうです。さすがに本好きの作者の設定は面白いですね。
だから、最初の方のクーちゃんのセリフは全部「5・7・5」なんですよ〜(^.^)
物語は、クーちゃんのひと夏の友達との経験と、マイケルとホイテカーさんとの対話が見所です。
あと、絶対に見逃さないで楽しんでほしいのは、
この本の「見返し」の部分。
今回はシズカくんとクーちゃんが太極拳らしきことをしています。
二人ともものすごく真剣な感じが伝わってきて、笑っちゃいました。
ストーリーは小学校の高学年くらいにお薦めしたのですが、この「シズカくん」の存在はもっと小さいお子さんたちにも読んで見せてあげたいです。
本好きなお子さんでしたら、5,6歳くらいからでもぜひ読んであげてみてください。とっても素敵なシリーズです。