「まだですか？」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

季節は春から夏の出来事です！
主人公まおちゃんの服も長袖から半袖に変わっていきます。
背景に登場する植物もその季節に合ったものが咲いているので、読んだときはその辺もよく見てください。
とはいえ、このおはなしは植物がメインの科学絵本というわけではありません。
これは「新しい命：あかちゃん」を待っているおはなしです。

まおちゃんのおともだちらしいご近所のおばちゃんたちを
作者はあえて「うさぎさん」「さるさん」「ぶたさん」という姿で登場させています。象徴的で小さなお子さんにもわかりやすい姿だなともいました。

ページが進んでいくと、そこには「何がもうすぐなのか」そのヒントが散りばめられています。

新しくきょうだいが生まれる予定のあるお子さんたちに特におすすめしたいです。
この絵本を家族で読んで、新しい家族を迎える心の準備をしてはいかがでしょうか。

3歳になったばかりの娘にはバッチリ理解できる内容です。読み終わったたら、みんなお腹でてたもんね〜って言ってました。一度読み聞かせしたら内容はわかるので、1人のときもストーリーを考えながら読んでます。まおちゃんかわいい。

三人とも、いや、三匹ともご懐妊だったのですね〜。お猿のお母さんがピアスしちゃったりなんかして、結構はじけた妊婦さんだなと思いました。私も40前に出来ればもう一人くらい産みたいです。草の根レベルで少子化に歯止めを！

うさぎさんと、ぶたさんと、おさるさんのおうちに
もうすぐいいことがあると聞いたまおちゃんは、
いいことってなんなのか、気になって仕方ありません。
「いいことって、まだですか？」と聞きに行くのですが、
なかなか「いいこと」がなんなのかわかりません。
娘は、絵をよく見るタイプの子なのですが、気づきました！！
動物たちのおなかが大きくなっていくのに♪
おなかにあかちゃんがいることに、気づいたようで、
まおちゃんと同じように、あかちゃんがうまれたときに
嬉しそうな顔をしていました♪
笑顔がこぼれる、幸せな気持ちになれる絵本でした！！

赤ちゃんがうまれるのを待つわくわくした感じが
つたわってきます。
答えはすこしづつ分かってくるけど、
なんだかその待つ時間も楽しんでいるような
言葉のかけあいがかわいい。
みんなが喜ぶ赤ちゃんの誕生！
顔がほころんでしまいますね。

いいことがあるけどそれは何か教えてもらえない女の子。
絵を見てれば、その「いいこと」が何かは、うすうす想像がつきます。
読み終えたあと、娘におなかにいたときのエピソードや
生まれてきてくれてうれしかった私や主人の気持ち
新生児のときの様子などを少し話してやりました。
こんなことを話したのは、この本がきっかけです。
娘は何度もうなづきながら「もう一回読んで」とせがみました。
2回目は、おなかの中にいる子達と同じ気持ちで聞いていたのかも知れません。

ご近所さんにお腹が大きいママがいて、そのお家にはもうすぐいい事がある。それを自分の事のように待って待って、なんだろうなんだろうと楽しみしながら考えて「やっぱり！」・・・赤ちゃんとご対面、というお話です。
妊婦さん達が赤ちゃんを迎える準備をしている様子、いっぱいもりもり食べてる姿、いつもニコニコでとても貫禄があって頼もしいんです。
小さい子供が、子供が出来るっていい事なのね、と素直に感じてくれそうないいお話だと思いました。