兄が3歳の時に、図書館で「読んで」と持ってきたのが最初でした。大きくて文章も長くて、本格的な海洋冒険を最後まで聞いていました。読んでた私のほうがはまってしまい、シリーズで読もうとしたら、おもしろいと言っていたはずなのに「それはいい」と断られてしまい、もう少し大きくなって自分の体験がもっと増えたら、おもしろさも倍増するだろうと、泣く泣くそれまで読むのを我慢していました。
5歳になったしもうそろそろいいかなと思い、夏休みに思い切って借りてくると、思ったとおりこのチムシリーズが大好きになり繰り返し読んでいました。
主人公のチムが、まるで自分であるかのようにお話にのめりこみ、ロビンソン・クルーソンや一五少年漂流紀など、小学生になったら絶対に読んで欲しい本の幼児版に、親子で楽しめる絵本です。