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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ぼくがラーメンたべてるとき自信を持っておすすめしたい みんなの声

ぼくがラーメンたべてるとき 作・絵:長谷川 義史
出版社:教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2007年07月
ISBN:9784774610573
評価スコア 4.63
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みんなの声 総数 130
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  • 説明はいらない

    • あづりんさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子8歳、男の子5歳

    今回の東北で起こった地震と津波。
    その津波の様子はリアルタイムで私たちにテレビは伝えてくれました。
    学校から戻っていた息子を膝に抱きながら祈るような気持ちで
    止めたいのに止められないあの津波の様子をただ見ていた。
    刻々と流されてくる惨状。でも今私たちの周りは全く変わらない。
    テレビを通さなかったらそれは遠い遠いところのこと。
    でも今わたしは膝のうえの息子に、この出来事は日本のそれこそ
    となりのとなりの…なんだと伝えてみた。
    テレビの番組はどの局も一様に地震のことばかりで、子供たちにとってはあまりにショックであり、そこから逃げたかったらしく、「今日は楽しいお話をよんでもらおう」と寝る前の本を久しぶりに読むことにした様子。本も自分で選ぶという。何を選ぶのかな?と待っていたらこのほんを持ってきた。「えtt?これでいいの?」と思いつつ読んでいく。
    今日日本で起こった大変な出来事。それがまさにこの本の言いたかったこと。それを何の難しい説明なしに子供は心にストンとおとしてその日は眠りについたのでした。
    かれの心の中に丸い地球に吹く風が通り抜けた晩でした。

    投稿日:2011/03/24

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    6
  • 読むときを考える

    実は最初、日曜の昼食に我が家でラーメンを食べた後、この本を取り出して読んだのです。
    これは、見事に失敗しました。
    なぜなら、息子はラーメンのことと、食後遊びに出かけることしか考えていなかったのです。(大失敗)

    時を置いて、2度目のチャレンジ。
    この絵本のことは覚えていました。
    「お前が食事している時に、世界ではいろんなことが起きているんだぞ。」の解説はNG。
    感じるに任せることにしました。
    (この絵本を覚えていたのだから、よけいな話は不要でしょう)

    それにしても、長谷川さんのこの発想はすごいと思います。
    周りのみんなはいろんなことをしているんですね。
    近所から隣の町へ。隣の町から隣の国へ。どんどん拡がっていくと世界のどこかで戦争がある。

    説明のくりかえしから、「かぜが吹いている…」と急に言葉少なになって、風が自分の家にも吹いてきました。
    私は、この風のところがとても好きです。
    この風を息子にも感じてもらえたら、と感じました。

    投稿日:2009/07/10

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    4
  • 6年生に読みました パートU-A

    • あんぴかさん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 女の子15歳、女の子8歳

    6年生への読み聞かせの2回目は、
    今現在、戦争やテロのために、難民となっている子供たちの物語
    「ともだちのしるしだよ」を読みました。

    続けて、この絵本を取り出した時、子供たちは
    しんみりとした空気で、前の本を読み終えた後だっただけに
    「えっ? ラーメン??」とびっくり顔(゜.゜)です。

    「ぼくがラーメンたべてるとき、となりでミケがあくびした。」
    前で体育座りしている男の子が、「ラーメン、うまそう」とポツリ。
    「となりでミケがあくびしたとき、となりの・・・」
    体育座りの男の子二人が、笑いながら「…トイレだ」

    どんどん繋がって行きます。
    最初のうちは、何が始まったかと 空気がざわついていましたが、
    だんだん、次は何が出てくるかと期待されていくのがわかります。

    期待から、また疑問へ。
    「なぜ、この男の子は倒れているの?」
    みんなの顔に、そう書かれています。
    でも、私は何も言わずに本を閉じました。
    あえて、裏表紙の、男の子が立ち上がって月を見ている絵を
    見せませんでした。

    教室を出てから、先生が生徒に言っているのを ドアの前で聴きました。
    「この地球の上で、今どんなことが起こっているのか。
     日本だけではなく、世界の平和について、考えてみよう。
     冬休みの間に作文にしてきてください。」
    ・・・私のせいで 6年生に 宿題を増やしてしまった?・・・^_^;

    でも、きっといい機会だと思います。
    どんな作文が、書かれてくるのか、楽しみにしています。

    投稿日:2009/12/31

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    3
  • ずっしり重いテーマです

    数々の楽しい絵本を書かれている長谷川さんですが、この絵本はずっしり重いテーマです。
    表紙やタイトルからはそのテーマはうかがえないぶん、読み進めていったときの衝撃は大きいです。

    冒頭は、ごくごく日常的な風景からはじまります。
    「○○が△△しているとき、□□では・・・」
    という形で、同じ瞬間に別の場所では人々が何をしているのかが伝えられていきます。

    日本国内では、子ども達はみんな食事をしたりトイレにいったり習い事をしていたり・・・と、我々が見慣れた生活ぶり。
    それが別の国では全く状況が異なるのです。
    おなじ子どもなのに、一生懸命働いていたり・・・戦争の真っ最中におかれた子どももいるのです。

    この本では、だからどうしたらいいのかなど、そういう示唆はありません。
    ただ、平和に慣れきっている日本人には想像もつかない、そういう世界が実在するんだという事実がつきつけられるのです。

    大人が読むと、その意図もしっかり伝わってくる絵本です。
    が、子どもには伝わりづらいかもしれません。
    我が息子は6歳ですが、まだこの本は読ませていません。
    もう少ししっかり理解出来る様になったときに(小学校高学年、あるいはもっと上?)一緒に読んで話をしてみたいと思います。

    投稿日:2011/02/27

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    2
  • お父さんもお母さんも一緒に考えて下さい

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子15歳、女の子13歳

    衝撃的でした。

    表紙を見て、単純にラーメンが好きな男の子の話だと思っていました。しかし、絵本を開いてみると、見返しは暗い茶色や茶色などの縞模様で、その表紙とはまったく異なる色遣いに違和感を覚えました。なぜこんな見返しなのだろうかと。裏の見返しも同様でした。

    「ぼくが ラーメン たべるとき、となりで ミケが あくびした。」からはじまり、男の子がラーメンをたべているときに、他の人たちが何をしているのか、どんどん出来事が重ねられていきます。それは、おとなりさんから、となりの町へ、そしてとなりの国へと広がっていきます。

    次第に他の国の子どもたちの様子がわかってきます。赤ちゃんをおんぶしていたり、水をくんでいたり、牛を引いていたりと、日本の子どもたちとは違う環境におかれた子どもたちの姿が描かれます。

    この絵本を子どもに読ませて、「ごはんを食べられない子どもだっているんだよ。」というような言葉で終わらせてほしくありません。子どもたちと一緒にお父さんやお母さんも「なぜ?」ということを考えて欲しいと思います。
    できるならば、小学校の授業でクラスのみんなで話し合ってほしいと思います。小学高学年ならば、それができると思います。

    この絵本を読んで、『クロッシング』という脱北をしようとする北朝鮮の少年を描いた韓国映画を思い出しました。この絵本と共通する点もあるので、この絵本に興味をもたれた大人の方は、ぜひご覧になってください。

    投稿日:2010/09/25

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    2
  • 高学年、思春期に。

    長谷川さんが大好きなので、もちろんこの絵本も子どもたちに読み聞かせをしました。
    下読みをしないので、私も内容を知らないままに。
    最後まで読みましたが、子どもたちはたぶんほんとの意味はわからなかったと思います。
    小学生高学年くらいになると、あぁ自分は恵まれているなぁと感じてくれるかもしれません。
    低学年にはなかなか難しいですが、読んでみる価値はあると思います。

    投稿日:2011/06/14

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    1
  • 幸せに感謝したい

    • JAMさん
    • 20代
    • せんせい
    • 北海道

    きっと子ども達は、長谷川さんの絵にわくわくしていた。
    だって長谷川さんの絵本は面白いから。

    でも、ページをめくるたび、げらげら笑っていた声がだんだん少なくなっていって…

    最後は静かだった。


    僕がラーメン食べてるとき、みんなが絵本を見てるとき、私が絵本を読んでるとき、そして今こうしてパソコンに向かっているとき

    あの子はどうしているのだろう。


    どうか子ども達にも、何かを感じてほしい。

    自分が幸せなとき、同じ空の下には色々な人間がいるんだ。

    投稿日:2009/08/28

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    1
  • 想像力

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    1学期の最後の絵本読みボランティアで、4年生と6年生の教室で読んできました。
    4年生は、ちょうど、東南アジアを中心に「アジアチャイルドサポート」という支援活動されている、池間哲郎さんという方のお話を聞いたばかりだったので、特に、リアルに感じられたのではないかと思います。

    この絵本、1,2年生の読書感想文課題図書になってますが、自分のこととして受け止めて、感想を書けるか?!と考えると、1,2年生には難しいんじゃないかな〜というのが、私の率直な意見です。

    いや、もちろん、我が家の2年生(=次女)にも読みましたし、今こうして、おいしいものを食べてる間にも、同じ地球のどこかで、赤ちゃんをおんぶしたり、生活のために働いたり、飢えや戦争のために亡くなる子がたくさんいるんだということを、話しました。
    次女にも、次女なりに、感じることがあったと思います。
    ただ、それを消化して、感想文を書くというのは、難しいんじゃないかな〜と。ただ、感じるだけでもいいのかも。

    そう考えると、多くの子に読んであげたい絵本です。
    2学期には、他の学年(1,2,3,5年生)にも、読んでこようと思います。

    自分がのほほんと生きてるこの瞬間、隣の子は?隣町の子は?隣の国の子は???
    すべての子に、想像力を、持ってほしいですね。

    そして、私自身、相手の立場を想像して思いやる力が足りなかったな〜と、反省させられることが多い昨今、時々肝に銘じたいと思います。

    こんなに重いテーマを、さらっと、押し付けがましくなく描かれる長谷川さんは、やっぱり偉大だな〜!と感じた1冊でもあります。

    投稿日:2008/08/07

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    1
  • まずは知ることから始めたい

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子9歳、女の子7歳

    私たちが何でもない一日を過ごしているとき、海の向こうの女の子は…。
    同じ空の下で、同じ地球で、存在する地域格差を、短い言葉と絵で問題提起してきます。
    まだ何も知らない子どもでも、「なんで?」と思えるきっかけになる絵本でした。

    投稿日:2020/11/23

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  • 表紙からは想像もつかないテーマ

    ぼくがラーメンたべてるとき、となりでミケがあくびした。
    となりでミケがあくびしたとき。。。
    それからどんどん、表紙の絵からは想像もつかないような方向へ話が進んでいきます。
    私たちが呑気にテレビ見て笑っているこの瞬間、世界のどこかでは戦争が起きて、尊い命が失われている。
    そういうことなのは大人なら分かりますが、
    小1と年少の、うちの子たちには、まだ重く難解すぎるテーマだったようです。
    大人が解説したらある程度は理解できるのかもしれませんが、
    わたしは子供たちに自分で好きなように感じとってほしいと思うので、
    また時期をみて、改めて読み聞かせてみたいですね。

    投稿日:2020/09/09

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